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ディープインパクトは20年後も影響力を与え続ける。小倉記念で20年以上影響力を与えている血は…

  • 2019年08月02日(金) 19時00分
函館記念も的中!
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 今週、ディープインパクトは、あの世へ旅立たれました。けれどもこの世でボクが競馬をしているこれからも、ディープインパクトの影響力は続くでしょう。

 ステイゴールドがこの世を旅立ったのは2015年。4年経った今年もステイゴールドの血を引き継ぐ馬達は夏の重賞でも存在感を放っています。

 7月の重賞で最も産駒が馬券になったのはステイゴールド。先週もカリビアンゴールドが9人気で3着。函館記念も産駒が2、3着。さらに、先週のアイビスSDを優勝したライオンボスはステイゴールドの孫(母父ステイゴールド)。ステイゴールドが旅立たれた4年後の今でもステイゴールドの血を継ぐ馬にこだわったファンは、夏の競馬でおいしい思いをできました。

 ステイゴールドと同じように、これからもディープインパクトとの付き合いは長く続きます。ディープインパクトの血を継ぐ馬も、今年の2歳世代もさらに勢力を拡大しているのですから。

 今年の2歳世代は、芝レースの勝ち馬の25%以上はディープインパクトの血を継ぐ馬。これからもディープインパクトを追求すれば、ステイゴールド同様4年後もおいしい馬券を手にすることができるでしょう。

 さて、今週末の古馬混合重賞は小倉記念。ここも都合よく(笑)ディープインパクトの話をしたいところですが…小倉記念は「グレイソヴリン」なかでも「トニービン」が20年近く多大な影響力を与え続けているレース。

 当レースで勝利したディープインパクト産駒は2頭。いずれも母父はグレイソヴリン系のトニービン。

 昨年も2着のサトノクロニクルはトニービンの血を持つ馬。勝ち馬のトリオンフはトニービンの父父カラムーンの血を持つ馬。

 今年の出走予定馬で父か母父にトニービンを持つ馬は、アドマイヤアルバ、クリノヤマトノオー、シャイニービーム、ノーブルマーズ、メールドグラース。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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