(C)netkeiba.com、撮影:高橋正和
今週、No.1予想での的中数は伸びました。
土日72レースで40レース的中はノルマとして上々の数字。なかでも日曜日札幌メイン『札幌記念』を今年も△◎▲で的中できたのは【教訓】を積み重ねてきたからこそかもしれません。
一方、昨年は本線◎○▲で高配当をGETできた『北九州記念』は、決定的といえるレベルのミスをしています。今年も当週は2つの重賞レースを振り返ります。
【検証ナンバー199】
サンプルレース名/2019年08月18日(日)札幌11R・札幌記念(GII)芝2000m
【レース前状況】
今年はGI馬4頭参戦という豪華なメンバーになった。1番人気になったのはやはりフィエールマン(ルメール)。秋には『凱旋門賞』挑戦があるといえ、このメンバーでは能力上位は明らか。2番人気は昨年のダービー馬ワグネリアン(福永)。フィエールマン同様に札幌コースは初でそのあたりがどう出るか。3番人気は最内に入ったブラストワンピース(川田)。近2走の凡走を跳ね返せるか。4番人気は昨年同レース1着サングレーザー(岩田康)。札幌コース適性は出走馬ではナンバーワンだろう。人気は以下、ペルシアンナイト(Mデムーロ)、クロコスミア(戸崎圭)と続いていた。
【レース結果】
1着ブラストワンピース 牡4(3番人気)川田
2着サングレーザー 牡5(4番人気)岩田康
3着フィエールマン 牡4(1番人気)ルメール
【払い戻し】
単勝 470円
枠連 490円
馬連 2150円
馬単 3650円
3連複 1260円
3連単 1万0150円
人気薄ダイメイプリンセスを◎候補にしていたのに…
まずは『北九州記念』の反省。
実はこのレース、2週前『レパードS』でのハヤヤッコ本命落とし事件と同じような予想過程を踏んでしまっている。
予想コメントにはこう書いた。「教訓に当てはまる『前走同距離コース勝ち馬』がいない。さらに頼りの『前走値110以上』もいない。困った。前走アイビスSDの内枠敗戦組から☆ダイメイプリンセスは面白いとは思うが、同馬を鞍馬Sで圧倒している◎ミラアイトーンは脅威」と…。
平均値は機能しないレース。最初の【教訓】に当てはまる馬がいなかったので、【教訓】2つめの『アイビスSD負け組』からダイメイプリンセスが◎本命候補になった。しかし同馬の近走を映像でチェックし直していくと、同じ『鞍馬S』で走っていたミラアイトーンの強さが際立っている…。ということで◎を変えてしまったというオチ。映像など見直さずに初心貫徹していれば…という反省である。
2着ディアンドルには▲が打てているので、馬単万馬券を逃した失敗感は大きい。半面、昨年の同レース【教訓】は間違っていないのはわかったので来年は獲れる(?)。さらに3着アンヴァルを無印にしてしまったことも反省材料だろう。平均値は機能しないレースとはいえ、平均値トップ馬の抜けは間違っていた。
札幌は基準通りのサングレーザー2年連続軸で正解!
一方、『札幌記念』は、昨年◎△△で馬単だけの的中だったが、今年は△◎▲で馬単&3連単を的中することができた。
【教訓】は「軸馬は『平均値110』&『前走値110』以上」!
ありがたいことに、今年も平均値トップは110&前走値は122というサングレーザーだったのだ。これはもうシンプルに◎本命打ち。まったく迷いはなかった。
平均値で同値トップの○クロコスミアはダメだったが、ルメール&前走値112フィエールマンを▲にし、基準には足りなかったものの平均値6位のブラストワンピースに△打ちで、なんとか正解(配当としても馬単3650円は妙味あった)。
しかし昨年の【教訓】からの相手選び方法「相手は平均値順&穴馬は前走『函館記念』組」というのは今年機能せず。「GI馬が複数出ている場合は、そちらのほうが割り込む」というサンプルとして記憶しておきたい。
【今週の教訓】
●『札幌記念』の軸馬候補は「平均値110」&「前走値110」以上!
●相手選びは「平均値」と前走「函館記念組上位」でもGI馬は別格!
●『北九州記念』は「前走同距離コース勝ち高指数」「前走値110以上」「アイビスSD上位馬か内枠引いて凡走していただけタイプ」を組み合わせて判断!