インターナショナルSとは、欧州中距離路線の主要G1の一つ。
2015年には、IFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表する「世界のTOP100・G1レース」において、レーティング1位に輝くほどのレース。そして凱旋門賞や英チャンピオンSの重要ステップという役割も担っています。
過去の勝ち馬には、ジャパンカップを制したファルブラヴ(03年)や、英ダービーと凱旋門賞を制したシーザスターズ(09年)、そして歴代最強馬とも言われるフランケル(12年)など名馬がずらりと並んでいます。
そんなインターナショナルSの参考ステップレースをご紹介します。今回は3歳マイルG1「セントジェームズパレスS」。ロイヤルアスコット開催の初日を飾る一戦です。
(文=Netkeiba海外競馬担当スタッフ)
シュヴァルグランが挑戦!インターナショナルSの出馬表はこちら! ※これらのレース映像について、netkeibaでは一切のご質問にお応えいたしかねますのでご了承ください。
■レース分析 レース直前から雨が降り始めたが、持ちこたえて良馬場のコンディション。大外枠からのスタートだったフォックスチャンピオン(3番)が、前走・独2000ギニー同様ハナへ。
2番手は最内枠からサーカスマキシマス(2番)。愛2000ギニーの勝ち馬フェニックスオブスペイン(5番)が積極策で3番手。
その内に1番人気トゥーダーンホット(10番)が追走。2番人気で、同じゴスデン厩舎のキングオブコメディ(4番)は後方3番手でレースを進める。
2F目に11秒台の速いラップを刻むも、