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【新潟記念】14年から16年までディープ産駒が3連覇 キンカメの血が不振、穴はプリンスリーギフト

  • 2019年08月25日(日) 18時00分
14〜16年はディープ産駒が[3-2-1-11]と上位を賑わせていたが、17〜18年は[0-0-0-7]。昨年はグリュイエールが2人気10着と裏切った。グリュイエールの母父はキングカメハメハだが、キングカメハメハの血を引く馬は新潟記念で[1-0-0-7](勝ったのは後にG1を勝つブラストワンピース)、グリュイエールやミュゼスルタンやエオリアンハープが人気で凡走しているから不振というべきだろう。昨年はプリンスリーギフト5×5のショウナンバッハが大駆け(13人気3着)したが、アデイインザライフ(2人気1着)、マイネルミラノ(9人気2着)、エクスペディション(8人気2着)もプリンスリーギフトの血を引いていた。(解説:望田潤)

カデナ
 スズカコーズウェイの半弟。母フレンチリヴィエラはサラブレッドクラブオブアメリカS(米G3・ダ6F)勝ち。ディープ×フレンチデピュティはショウナンパンドラやマカヒキと同じ。福島民報杯→巴賞→小倉記念と好走をつづけて完全にスランプ脱出。ただ若いころより体重が増えてパワー型にシフトしてきたのもマカヒキと似ていて、以前ほど新潟外回りでビュンと斬れるイメージではないが…。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○

クリンチャー
 ワキノブレイブの下で

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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