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【新潟記念】素直に前走結果を参考にするレース

  • 2019年08月30日(金) 18時00分

今後ブレイクしそうなあの馬も、評価は慎重に


 新潟記念は休み明けの前走GI組より既にサマー2000シリーズを走っている馬のほうが優勢のレース。穴が出る場合もあるが、基本的には前走時の人気と着順を素直に参考にしたほうがよいかと思う。

 ただ、個別の馬については調整して考える必要もあり、今回のレイエンダは悩みどころ。前走GIII勝ちの斤量増組なので普通なら買い。ただエプソムCはあまりに極端なスローで展開に恵まれたのも事実。血統的にも今後大きくブレイクする可能性がある馬だが、個人的にはここを軸にするのではなく「ヒモの上位」で扱いたいように思う。
 
 ユーキャンスマイルはまだ距離適性がはっきり見えない。ここで好走できるなら番組の選択肢が広がるが、やや距離不足の可能性もある。逆にここでだめなら今後長いところだけで買うと決めていきたい。

 カデナはシリーズチャンピオンの可能性が残っているし気合いの入る一戦。すっかり復調した印象でここも伸びてはきそう。あとは極端な脚質だけに何着まで届くかだ。

 サトノキングダムは遅れて本格化した上がり馬。6歳上がり馬は普通だと手を出しづらいが、この馬は血統のポテンシャルが高いのと、自分で競馬を作れる点がプラス。前寄りの馬中心に買い目を組む人は素直に買い目に入れてよいかと思う。

 ジナンボーも血統が魅力。決め脚ではなく位置で勝負するタイプなので、来るときにはこの2頭は組み合わせになってもおかしくない。

 上がり馬+血統の魅力はフランツも同様だが、この馬は脚質やタイプが異なる。新潟ははじめてだが、それがプラスに働けばこれまでよりさらにプラスのパフォーマンスを発揮する可能性もある。

 馬券的に面白いところがあると思うのがセンテリュオ。前走GIII好走馬だけでなく、前走GIII上位人気馬もこのレースでは狙える。前走が牝馬限定戦のマーメイドSなのでそこは判断が難しいが、初コースの新潟は、京都(下鴨S)での上がりなどを見ると向きそうな予感はある。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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