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【新潟記念】混戦で輝く岩田騎手の周到さ、展開がハマるような状況作りを解説!

  • 2019年09月05日(木) 18時01分
哲三の眼

▲ユーキャンスマイルとのコンビで重賞2勝目を挙げた岩田騎手(撮影:下野雄規)


夏競馬の締めくくりに今回登場するのは、ユーキャンスマイルとのコンビで新潟記念を制した岩田康誠騎手。メンバー構成からも混戦模様となった一戦を勝ちきったのは、岩田騎手らしい細心の注意があったからと語る哲三氏。展開、馬場、そして馬とのコンタクトなど、表面上からは見えてこない卓越された技術が詰まった騎乗を回顧していきます。(構成:赤見千尋)

“パートナーに少しでも楽を”を徹底


 新潟記念は2番人気だったユーキャンスマイルが内々をロスなく立ち回って、直線同じ金子オーナーのジナンボーと競り合い、クビ差で制しました。今回のメンバー構成はすごく難しくて、どこからでも入れるなという印象だったんですけど、馬の良さを活かし切る、岩田(康誠)君らしい騎乗を見せてくれました。

■9月1日 新潟11R(7番:ユーキャンスマイル)

 ユーキャンスマイルはここまで長距離で活躍して来た馬。新潟の2000mというのはスピード競馬になる傾向が強く、選択肢としては、序盤から促してスピードに乗せて行くか、直線勝負に懸けるか、ということだったと思います。その中で、距離のロスをなくして、自分のパートナーにとってマイナスになることをさせなかった。少しでも楽をさせるということで、内々を回ったのはさすがだなと。

 僕の勝手なイメージでは、最初スピードに乗りづらい馬なのかなと思っていて、だからある程度促して行くのかなと思ったんですけど、促さなくてもついて行けていたし、いいポジションにハマっていた。これまでの印象よりも、スピード競馬に対応できる馬なんだなと思いました。

 ただそれは、

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1970年9月17日生まれ。1989年に騎手デビューを果たし、以降はJRA・地方問わずに活躍。2014年に引退し、競馬解説者に転身。通算勝利数は954勝、うちGI勝利は11勝(ともに地方含む)。

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