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【腰痛改善!】大事なのは、脳に腰を認識させること!?/宮崎北斗

  • 2019年09月09日(月) 18時00分
 今回は腰痛シリーズ第2弾。

 ココでは腰痛と言ってますが、おなかの働きが良くなる、ウエストが細くなる、眼が良くなる、脚の筋力がアップする…そんな効果も期待できるエクササイズです。

 体幹は最も正確に動かすのが難しいエリアのひとつ。

 動いてるときの感覚としては、エクササイズと言うよりも脳トレに近い感じがします。

 最初は鏡を見ながらも、「あれ? こっちの方向かな?」そんな風に混乱するかもしれません。

 しかし、体への認識が深まれば、腰痛の改善にものすごく効果があります。


 多くの人が、腰が痛いときは動かさないように、と言います。

 しかし、それは大きな間違いです。

 どこかが痛いときは『痛みの出ない範囲で出来るだけ動かす』それが正解です。

 その際、

・動く範囲を狭くする
・動くスピードを遅くする
・座って行う


 そうすることで、痛みが出にくくなります。徐々に、動画の様に普通のスピードで動けるように体を変化させていきましょう。

 さて、私は今週の競馬が終わってからドイツへと旅立ちます。(この記事は一週間遅れで出すので、既に帰国しています)

 その目的は競馬ではなく、「脳と体」についてより勉強しに行くためです。

 なかなか伝わりづらいのですが、私が勉強しているのはただのトレーニング、整体、リハビリではなく、「脳と体の仕組み」です。

 そしてそれは、騎手として最も大切なベースになると確信してます。

 私たちが外の世界に表現するもの。

・体の動き
・自分の行動
・人とのコミュニケーション
・判断・決断


 これら全てには、神経学的な理由が基にあります。意識的な努力で変えること以上に大切なのは、その理由を知り、適切なアクションを起こすことです。

 体を知り、脳を知ることで、自分を最も効率良く変えていくこと。

 成功は自分の内側から。

 与えられた馬で最高の結果を出せる騎手になりたいと思っています。


宮崎北斗HP http://hktmyzk.tokyo/
宮崎北斗Youtube「カラダマニアチャンネル」 https://www.youtube.com/channel/UCyZ2zrHx_8p96fJNt_VjjrA

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1989年3月12日、埼玉県生まれ。2007年にデビュー。2008年、セラフィックロンプで愛知杯を制覇し、重賞初挑戦にして重賞初勝利。脳神経学がベースのコンディショニング・トレーニング「Z-HEALTH」の資格を持ち、現役騎手ながらトレーナーとしても活動している。

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