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【西日本ダービー】今年も兵庫勢有利は揺るがない!?/地方競馬情報

  • 2019年09月14日(土) 18時00分

昨年、金沢で行われた西日本ダービーは兵庫のコーナスフロリダが名古屋の岡部騎手を背に勝利(c)netkeiba.com、撮影:稲葉訓也


 西日本の競馬場に所属し、かつ移籍していない馬に限って出走できるレース。西日本各場の「生え抜き」から強い馬を集めて優勝馬を決めようという一戦だ。

 創設されて今回がまだ4回目、かつ開催場が持ち回りというレースなので、傾向をつかむのはなかなか難しい。ただ枠順については、今回レースが行われるのが高知競馬場の1900mだけにそれほど神経質にならなくてよいように思う。スタートしてから最初のコーナーまで距離があるし、2周目はおそらく脱落した馬と脚の残っている馬とで縦長になるはず。差し勢も捌くスペースが無いということにはならない。純粋に能力と距離分のスタミナを問うのがよさそうだ。

 過去3回の1〜3着は人気順でいうと16年が1、2、3番人気、17年が1、3、4番人気、18年が1、3、6番人気。地区のレベルが認識されていることや過去の交流重賞で物差しができていることもあり、基本的には堅い重賞と思っておいたほうがいいだろう。

 上位人気馬が崩れるとしたら17年2番人気7着のブレイヴコール(逃げ)や18年2番人気7着のエムザックヒーロー(後方2番手)のように、極端な位置で競馬をした場合。逆に好位〜中団でレースを進める有力馬には逆らいづらい。昨年優勝のコーナスフロリダ・岡部誠騎手が一瞬の捲りで勝負を決めたように、騎手が遠征経験豊富で当日のトラックバイアスや脚質傾向をつかんでいると、さらに盤石となる。

 競走成績の面では、ここへの出走資格を得ている以上、どこかで重賞勝ちか2着はある馬がほとんどのはず。該当しない少数の馬はやはり苦しい。また春までの成績が良くても近走トーンダウンしている馬には手を出しづらい。過去3回・9頭の3着以内馬はすべて、前走・前々走のいずれかで連対していた。能力+近況が素直に結果に現れるので、どうしても堅く収まりやすくなる。

 地区ごとの比較でいえば、やはり兵庫勢は重視せざるをえない。過去3回のうち第2回だけは優勝馬を出せなかったが、この時は参加1頭で、前述したブレイヴコールにとって佐賀2000mはやや距離も長かった。競馬のレベルに加えて「生え抜き」の層の厚さを考えても明らかに優位だ。

 他地区馬が切り崩すとしたらそれなりの戦績と近況が必要だが、今回の登録馬を見渡しても、やはり兵庫馬有利は揺るがないのではという印象を受ける。

須田鷹雄の勝負予想はレース前日に公開予定です。

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