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【スペシャル企画】「太のはしご酒」第1回 同級生ジョッキーが1軒目でほろ酔いスタンバイ!

  • 2019年09月10日(火) 18時01分

▲今月は小牧騎手の誕生月!今年の「サプライズ企画」の中身は…!?


先日9月7日に52歳の誕生日を迎えた小牧騎手。そこで、今月の『太論』は、誕生月を祝したスペシャル企画です。題して『太のはしご酒』。どこかで聞いたことがあるタイトルだな…と思った方! そう、ダウンタウンのアレです(笑)。今回は2軒の飲み屋をはしごして、それぞれにスペシャルゲストがスタンバイ。はたして1軒目で待っていたのは、なんと同級生の熊沢騎手。さっそく“お酒談義”に花が咲く!(取材・文:不破由妃子)


人に興味のないこの俺が、熊ちゃんだけは見てるんやで(笑)


──9月は小牧さんの誕生月ということで、スペシャル企画です。題して『太のはしご酒』。一軒目のゲストは、ご存じ熊沢重文ジョッキーです!

小牧 今日ここにくるまでゲストは知らされてなかったんやけど、熊ちゃんは想像できへんかったなぁ(苦笑)。今日はきてくれてありがとう。

熊沢 こちらこそ、呼んでいただいてありがとうございます。

──小牧さんが1967年9月生まれ、熊沢さんが1968年1月生まれですから、同級生対談です。

熊沢 ですねぇ。

小牧 ダウンタウンの『本音ではしご酒』がめっちゃ好きで毎週のように観てるから、なんや同じ企画ができてうれしいわ。それに、熊ちゃんもお酒大好きやもんね。

熊沢 うん。何十年も抜いたことないんじゃないかな(笑)。

小牧 僕ですら、水、木と禁酒日を儲けてるのに。さすが“熊チュー”や(笑)。

──あの〜、“熊チュー”って何ですか?

小牧 調整ルームの食堂でね、タカラの缶チューハイが買えるんやけど、調整ルームでは“熊チュー”って呼ばれてんねん(笑)。みんな「熊チューください」って言うてるもんね(笑)。俺も普通に“熊チュー”って呼んでるし。

熊沢 最初はね、俺くらいしか飲んでなかったのよ。とはいえ、誰が言い出したか知らないけど、失礼な話だよね(笑)。僕に許可なしで勝手に名前を使ってさ(笑)。

小牧 ロイヤリティをもらわなアカンな(笑)。調整ルームでは、最近も“熊チュー”ばっかり?

熊沢 いや、最近は缶チューハイはあんまり飲んでなくて。ビールを飲んで、そのあとはコンビニで売ってる缶のスパークリングワインを飲んでるかな。

小牧 あ、僕も最近それにハマってんねん。そういえば、『太論』で話したばっかりやね。あれね、1本でめっちゃ酔えるから、調整ルームではちょうどいいんですわ。

──最近の小牧さんは、ビール→ハイボール→スパークリングワインで記憶喪失確定ですもんね(笑)。

小牧 はい(笑)。でも、記憶喪失って言うてもね、酔っ払って記憶がなくなるわけじゃないよ。バタンと寝れるっていう話。

熊沢 しかも、俺たちは汗取りしたあとに飲むから、酒がよく回る(笑)。最近は、俺も同じような感じかな。別に酔いたいわけじゃなくて、バタンと寝れたらいいんだもんね。

小牧 そうやねん。

熊沢 昔はもっとバカみたいに飲んでたけどね。みんなベロベロになって。

小牧 そういえばそうやったね。みんなで鍋をつつきながら、調整ルームでよう飲んでた。

熊沢 昔は夕方までに入らなくちゃいけなかったから、みんな調整ルームで晩ご飯を食べてたからね。でも、今は9時までに入ればいいから、みんな外でご飯を食べてくる。金曜日なんて、いても5〜6人。あそこで晩ご飯を食べる子は、それくらいしかいない。

──調整ルームの光景も、時代とともに変わってきているんですね。熊沢さんは、その移り変わりをつぶさに見てこられて。

熊沢 いやいや、そんな年寄りみたいに言わないで。あ、年寄りか(苦笑)。

小牧 ベテランになったら、もうマイペースやもんね。自分のペースが出来上がっているから。

熊沢 うん。だから周りのことも気にならない。自分は自分だし、みたいな。

小牧 俺もそう。俺の場合、周りを気にしなさすぎるかもしれんけど(苦笑)。

──小牧さんは、「ザ・マイペース」ですからね(笑)。ところで、「同級生でお酒好き」という共通点がありながら、調整ルーム以外で一緒に飲むのは今日が初めてとか。

小牧 うん。それこそ、お互いマイペースやからや(笑)。でも熊ちゃんとは、いっぺん飲んでみたいなぁとは思ってたよ。

熊沢 意識的に飲みに行かなかったわけでもないし、逆に改めて誘うような遠い関係でもないからね。それに、この年になると、一緒に飲む人もだいたい決まってくるでしょう。小牧さんは、よく若い子を飲みに連れて行ってるよね。

小牧 まぁそうやね。熊ちゃんは後輩と飲みに行かへんの?

熊沢 行かないなぁ。小牧さんが取っ付きやすい先輩なら、俺は取っ付きにくい先輩だと思うから。

──そうなんですか? そういうイメージがまったくありませんでした。

熊沢 意識してそうしているわけではないけど、後輩と喋ること自体、あんまりないからね。

小牧 俺は逆に、後輩にイジられるタイプ。ホンマにめっちゃイジられてるわ(苦笑)。

熊沢 そのあたりはキャラの差が歴然(笑)。

小牧 自分の子供より下の子たちに、「小牧さん、一緒に飲みましょうや」って言われたりしてる(笑)。まぁ俺も喜んでるんやけどね。

──普段、検量室やジョッキールームなどでは、けっこうお話しされたりするんですか?

小牧 いや、そんなに喋らないよね。

──「いつまで乗んねん!」とか、軽口を叩き合っていると聞いたことがありますが。

熊沢 そうだっけ? タブーというわけではないけど、僕と小牧さんのなかで、そのあたりはあんまり触れないよね。

小牧 うん。言葉には出さんでも、お互いにわかっているような感じがする。今、こんなふうに考えてるんやろうなぁとか。

熊沢 それはある。あえて言葉にしなくても乗っている姿を見ていればわかるし、モチベーションも伝わってくるので。そこはやっぱり、ずっと見ているからね。モチベーションが切れつつある人は、競馬のなかで見えてくるもん。そういう意味では、小牧さんはまだ全然。まだまだやる気満々(笑)。

小牧 なんや、そうやって見てくれている人がいると思うとうれしいわ。ありがとう。

熊沢 自然と目が行くんだよね。なにしろ、栗東では俺たち二人が最年長だから。同級生だけに自分と照らし合わせたりして、いろんな意味で大変だろうなっていうのは感じたりすることもあるけど、ずーっと見てきているからこそ、小牧さんの何かが変わり始めたらすぐにわかる。たとえば、衰えたりとか怖がるようになったとか、そういうのは僕が見ればすぐにわかるので。小牧さんは、ホントに全然変わらないから。

小牧 熊ちゃんこそ、まだイケイケやで。それこそレースを見てたらわかるわ。この前も勝っとったし。遅ればせながら、おめでとう!

熊沢 ありがとう。勝つのは久々だったから、もちろん俺自身もうれしかったけど、なにより松田国英先生の600勝を飾れたのがうれしかった。

小牧 だんだんそういう気持ちの比重が大きくなるよな。僕もね、あえて言葉にはせんけど、熊ちゃんのことは気にして見てるんやで。人一倍、人に興味のないこの俺が(笑)。レースを観ながら、「熊ちゃん、どこにおるのかな?」って探してるし。

熊沢 へぇ〜(笑)。それで「頑張ってるな」とか思ってくれてるんだ。

小牧 そうやで。俺も熊ちゃんと同じで、意識して見ているわけではないけど、気づくと目で追ってる。やっぱり同級生やから、お互い気になる存在っちゅうことやね(笑)。

太論

▲同級生で乾杯しました!



【今回のお店】
炙り焼き、地鶏の焼鳥が楽しめる居酒屋「炙り屋 あとり」
JR草津駅 徒歩5分 050-3462-3602
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太論 / 小牧太
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1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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