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ローズSは“急坂”への適性や馬格もポイント

  • 2019年09月14日(土) 20時00分
 前回9月8日のWIN5は85万480円の配当で決着。単勝オッズ1.5倍の断然人気だった習志野特別(中山9R)のサトノエルドールを含め、5レース中3レースを単勝1番人気馬が制したものの、2レース目のムーンライトH(阪神10R)を単勝オッズ26.2倍(8番人気)のマイネルネーベルが、5レース目の京成杯AH(中山11R)を単勝オッズ7.2倍(4番人気)のトロワゼトワルが制した分、配当が伸びました。

 ちなみに、そのマイネルネーベルとトロワゼトワルはいずれも逃げ切り勝ち。それぞれ先行馬がそれほど多くないメンバー構成でしたし、狙って的中させた方も多かったのではないでしょうか。ひと昔前に比べると顕著でないとはいえ、やはり開催初週の芝コースは、先行有利になるケースも少なくありません。展開に恵まれそうな伏兵を見逃さないよう、改めて心掛けたいところです。

 今週末のJRAは3日間開催で、明日9月15日と明後日9月16日にWIN5が発売されます。明日9月15日のWIN5は総出走頭数が64頭、総組み合わせ数が30万4128通り、明後日9月16日のWIN5は総出走頭数が68頭、総組み合わせ数が43万4352通り(土曜16時現在)。本稿では明日9月15日のWIN5を展望しますが、明後日9月16日もなかなか面白いレース構成なので、ぜひチェックしてみてください。

◆ラジオ日本賞は馬齢や近走成績で絞り込みたい

 明日9月15日の1レース目は3歳以上1勝クラスの汐留特別(中山9R)。戦績に安定感のあるブラッドストーンらが上位人気グループを形成するでしょう。

 2レース目は3歳以上2勝クラスの新涼特別(阪神10R)。実績上位のチュウワフライヤーあたりが注目を集めそうです。

 3レース目は3歳以上2勝クラスの初風特別(中山10R)。3歳のマリアズハート、シセイタイガに支持が集まるのではないかと思います。

 4レース目は3歳GIIのローズS(阪神11R)。土曜16時の時点ではダノンファンタジーが人気の中心となっており、ウィクトーリア、シゲルピンクダイヤ、スイープセレリタスが続いていました。

 5レース目は3歳以上オープンのラジオ日本賞(中山11R)。比較の難しいメンバー構成で、上位人気勢の支持はやや割れるかもしれません。

[伊吹式WIN5ランキング 2019年09月15日版]

1位 阪神10R 5.チュウワフライヤー
2位 阪神11R 4.ダノンファンタジー
3位 中山11R 11.スウィングビート
4位 中山9R 3.ブラッドストーン
5位 中山10R 2.マイネルアルケミー
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 中山10R 4.マーマレードガール
7位 中山10R 8.マリアズハート
8位 中山9R 5.ウォルフズハウル
9位 中山11R 9.ハイランドピーク
【以上すべての馬を買うと12点買い】

10位 阪神11R 7.アルティマリガーレ
11位 阪神10R 15.ウォータースペース
12位 中山10R 5.ウィズ
13位 中山9R 1.マイネルエキサイト
14位 中山11R 6.ローズプリンスダム
【以上すべての馬を買うと144点買い】

15位 阪神11R 10.シゲルピンクダイヤ
16位 阪神10R 7.スマートアルタイル
17位 中山10R 15.シセイタイガ
18位 中山10R 16.ナーゲルリング
19位 中山9R 8.ツクバソヴァール
20位 中山9R 2.フィデリオグリーン
21位 中山9R 9.クリノオスマン
22位 中山11R 1.フェニックスマーク
【以上すべての馬を買うと1296点買い】

23位 中山11R 2.クロスケ
24位 阪神11R 11.ビーチサンバ
25位 阪神11R 8.ウィクトーリア
26位 阪神10R 14.メラナイト
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

 4レース目のローズS(阪神11R)は過去の戦績や前走のパフォーマンスを素直に評価したい一戦。「“JRA、かつ1600〜1800m、かつ重賞のレース”において3着以内となった経験がない、かつ前走の着順が4着以下だった馬」は2013年以降[0-0-1-35]と苦戦しています。なお「“フローラステークス”において3着以内となった経験がある馬」は2013年以降[1-0-0-8]と安定感を欠いていたので注意しましょう。また「“中山・中京・阪神、かつ1600m以上のレース”において優勝経験のない馬」は2013年以降[0-3-0-43]、「前走の馬体重が460kg以上だった馬」は2013年以降[0-1-1-29]。ゴール前の直線に急坂があるコースを得意としている馬や、比較的小柄な馬の方が信頼できる印象でした。今年のメンバー構成なら、ダノンファンタジー、アルティマリガーレあたりが楽しみです。

 5レース目のラジオ日本賞(中山11R)も近走成績が最大のポイント。「“同年5月以降、かつJRAのレース”において5着以内となった経験のない馬」は2013年以降[0-0-0-35]と上位争いに食い込めていません。さらに「馬齢が6歳以上だった馬」も2013年以降[0-3-1-38]と優勝例なし。面白そうな馬は何頭かいますが、やはり基本的にはハイランドピークやスウィングビートを重視すべきだと思います。

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競馬評論家。JRAの公式ホームページ内「今週の注目レース」にて“データ分析”のコーナーを、TCK(東京シティ競馬)の公式ホームページ内「分析レポート」にて重賞競走のデータ分析を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラム、『週刊アサヒ芸能』、『競馬王』などさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『WIN5攻略全書 回収率150%超!“ミスターWIN5”のマインドセット』、『コース別 本当に儲かる騎手大全』シリーズ、『コース別 本当に儲かる血統大全』シリーズ、『ウルトラ回収率』シリーズ(いずれもガイドワークス)など。

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