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【スプリンターズS】新次元の馬場と芝1200のレコード決着に強い血統

  • 2019年09月27日(金) 19時00分

高速馬場である今開催の中山芝への適応性を重視


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 今年の中山芝は例年以上に時計が出ます。(正直申しますと、例年通りと思ってコメントした馬場に関する記事、動画は忘れてほしいぐらいです)

 開幕週の京成杯AHはトロワゼトワルが1分30秒3のレコードタイムで優勝。驚くべきは、1分6秒台で1200mを通過しながら、道中は余裕があったこと。

 思い返せば、昨年のジャパンカップでレコードを出したアーモンドアイも道中は余裕の追走でした。

 トロワゼトワルとアーモンドアイはいずれもロードカナロア産駒。「新次元の馬場」に適応性が高い種牡馬といえるでしょう。

 また、ロードカナロアは父父がキングマンボ。「キングマンボ系種牡馬」も今開催の中山芝には好相性。9月の中山芝重賞レースの勝ち馬4頭のうち3頭は父がキングマンボ系です。

 ダノンスマッシュは父がロードカナロア。さらに母父のハードスパンはダンチヒ系。

 ダンチヒも芝のレコードが出る短距離に強い血統。JRAの芝1200mレコードを記録しているアグネスワールドは父がダンチヒ。芝1400mのレコードを出したマグナーテンも父ダンチヒ。トロワゼトワルにレコードを破られる前に芝1600mのレコードを記録していたのもダンチヒ系のノームコア。

 管理するのはトロワゼトワル、その父ロードカナロアも育てた安田隆行厩舎。カナロアの血を育むことを知り尽くしたスタッフ。

 新次元の馬場に強い父に加え、古くから芝1400m以下の高速決着に強い母父。今の馬場に最適です。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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