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【秋華賞】3連勝中のパートナー サトノダムゼルは“大した女の子”

  • 2019年10月08日(火) 18時02分
「Road to No.1」

▲1000勝のセレモニーで肩を抱き合うミルコ騎手とルメール騎手 (撮影:下野雄規)


先月16日にJRA通算1000勝を達成したミルコ騎手。1999年の初来日からちょうど20年。もう少し早く達成するかと思っていたそうですが、このタイミングで達成できたことには、大きな意味があると言います。達成の瞬間の、ちょっと“反省中”のエピソードも交えて語ります。さらに、週末に迫った秋華賞、サトノダムゼルの手応えも!

(取材・文=森カオル)


検量室に入ったら、すぐにクリストフが飛んできて…


──9月16日には1000勝を達成。遅ればせながら、おめでとうございます。

ミルコ ありがとうございます! やっぱり1000勝は重みがあります。よかった、ホントに。

──すごい数字ですよね。振り返ればアッという間ですか?

ミルコ いやいや、全然アッという間じゃないよ(苦笑)。20年も掛かったんだからね。2015年にJRAジョッキーになったときには、けっこういいペースで勝てていたから、すぐに1000勝いきそうだなと思っていたけど、今年の前半が厳しかったこともあって、思ったよりも時間が掛かってしまった。

「Road to No.1」

▲1999年の初来日からちょうど20年での達成 (撮影:下野雄規)


──でも、秋競馬に入ってからはエンジン全開という印象です。9月の中山は、開催8日間騎乗して(開催9日目は阪神で騎乗)12勝ですから。

ミルコ ん〜、まぁまぁですね。いい馬が集まっていたから、もうちょっと勝ちたかった。それに、この秋は厳しいんじゃない? 外国人ジョッキーがたくさんくるし…。

──目線が完全に日本人ジョッキーですね(笑)。

ミルコ そうですね(笑)。でもホントに毎週ワールドオールスタージョッキーズみたいになるでしょ? 頑張らなくちゃ。そう考えると、このタイミングで1000勝を達成できたのは大きいかもしれない。気分がいいからね。

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Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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