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【秋華賞】 馬の本質を見抜くことの大切さを教えてくれた一戦

  • 2019年10月15日(火) 18時00分
予想の頭脳

4番人気のクロノジェネシスが最後の1冠を奪取。春のクラシックで見せた堅実な走りが、秋に大きな実を結んだ。


『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、秋のGI第2弾となる秋華賞を的中させた、『俺プロ』出身のふたりの予想家を取り上げます。桜花賞馬とオークス馬が不在の混戦模様のなか、どんなアプローチで攻略することができたのか。その“頭脳”に迫ります!

馬場状態から1番人気の弱点を看破し、人気薄に大胆な本命を打つ!



 最初に紹介するのは、馬券イリュージョニストのマジックウマ氏です。この世代の力関係を「クラシックを戦ってきた世代が強い」と明言。ただし、1番人気のダノンファンタジーだけは「世代トップクラスの実力馬と思うが、それは今の馬場と対極な条件(高速馬場)での話」と、道悪馬場を想定して軽視しました。

 替わって本命に推したのが、10番人気のシゲルピンクダイヤ。前走のローズS4着敗退は「トライアル特有の緩い流れが合わず」、前々走のオークスも「輸送がダメ+距離も長かった」ということでノーカウント扱い。今回は、3走前の桜花賞2着と同様に好勝負になるとの読みが見事にハマりました。

 さらに、対抗には4番人気で勝利したクロノジェネシスを推し、本命馬が3着ながら馬連とワイド2本を的中させました。予想結果はこちら

予想の頭脳

前走、前々走の凡走の要因をしっかりと分析し、今回の的中に生かした予想は見事。



実績を素直に評価し、その馬の実力を冷静に分析



 もうひとりは、適性診断のベルグ氏です。こちらは、全頭を診断する読み応えのある内容。「他の有力馬が距離不安を抱えている」と指摘したうえで、2番人気2着のカレンブーケドールを「オークスでクビ差2着という実績を素直に評価」して本命に推挙。

 また、シゲルピンクダイヤも「チューリップ賞や桜花賞で見せた末脚は素晴らしい」と、前述したマジックウマ氏同様、近走の凡走にとらわれることなく、「叩いた上積みも期待」として3番手に評価。見事に、2頭のワイド21.7倍を3,000円仕留めました。予想結果はこちら

予想の頭脳

近走の内容にとらわれることなく、馬の本質を見抜き、しっかりと的中につなげた。



芸能界屈指の相馬眼、草野仁の勢いは止まらない!?



 今週のオススメは、秋華賞を馬単でズバリ的中させた草野仁氏。今週の菊花賞にも参戦します。春のクラシック馬が不在のなか、菊の大輪を咲かせるのはどの馬か? 芸能界屈指の相馬眼・草野仁氏の予想には要注目です!

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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券

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