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【秋華賞】過去の悔しさを肥やしに― 完璧な北村友一騎手のエスコートを絶賛!

  • 2019年10月17日(木) 18時01分
哲三の眼

▲秋華賞、クロノジェネシス×北村友一騎手のコンビが悲願のGI制覇 (c)netkeiba.com


牝馬三冠の最終戦・秋華賞(GI)は新馬戦から手綱を取り続け、毎度あと一歩のところで苦杯を喫してきたクロノジェネシス×北村友一騎手のコンビが悲願のGI制覇。並みのスタートから、ベストポジションを手に入れることができた理由とは? さらに北村友一騎手の要所要所のエスコートを哲三氏が大絶賛!今後のさらなる飛躍に期待を込めながら解説します。(構成:赤見千尋)

「今回の騎乗は完璧、どこにも注文なし」


 秋華賞は注目コンビとして挙げていたクロノジェネシス&北村友一騎手が、好位から直線先頭に立って押し切る強い内容で勝利。これまでの悔しさを晴らす、いい勝ち方だったと思います。

 春のクラシック2戦を振り返ると、桜花賞は展開、オークスは馬場の関係の中での枠順の差が大きかったのではないかと考えていて。今回のメンバー構成と枠順が出た時、力上位の馬であり、ここは決めなければと思ったのではないかと。心配された馬場も稍重で多少乾いてくれたので、いい競馬が出来るのではと期待して見ていました。

 京都の2000mはいくつか大事なポイントがありますが、その中でもまず大事になってくるのがゲートを出てからの約150m。ここが非常に上手くいったなと。一般的に好スタートと言われるのはゲートの速さ、一番先にゲートを出ることだと感じるかもしれませんが、僕の中ではゲートの速さ以上に「優位に立てる出方」が重要だと思っています。

 今回のクロノジェネシスも一番速かったわけではないし、速さだけで言ったら両隣の馬たちの方が速く見えましたけれども、

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1970年9月17日生まれ。1989年に騎手デビューを果たし、以降はJRA・地方問わずに活躍。2014年に引退し、競馬解説者に転身。通算勝利数は954勝、うちGI勝利は11勝(ともに地方含む)。

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