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【菊花賞】全馬が初距離を経験する貴重なレース!!

  • 2019年10月17日(木) 19時00分
 こんにちは、むねひろ よしたかです。

 明日10月18日(金曜日)、菊花賞の金曜日発売に、後楽園ウインズでのイベントに参加します。17時半からです。この機会に、ウインズ後楽園へ是非お越し下さい!!
→http://www.jra.go.jp/news/201910/101101.html

 今週は菊花賞だけでなく、オーストラリアで行われるコーフィールドC<G1>(芝2400m)も馬券発売の対象となっています。日本からは5連勝中のメールドグラースが出走します。こちらも『ウマい馬券』でしっかり分析します。どうぞお楽しみに!!

◆菊花賞

ターゲット馬→ヴェロックス

(c)netkeiba.com

 リステッド競走の若駒S・若葉Sと連勝して挑んだ3走前の皐月賞ではサートゥルナーリアに僅かにアタマ差・『2』着。そして続く2走前の日本ダービーでは0.4秒差・『3』着でしたが、サートゥルナーリアを差し返して0.1秒差を付けました。

 今秋緒戦となった前走の神戸新聞杯では0.5秒差という大きな着差を付けられてしまいましたが、しっかりと『2』着を確保。上がり32.5秒という一応の瞬発力も示しました。

 何より春のクラシックで激戦を演じたサートゥルナーリア・ダノンキングリー・ロジャーバローズの名前がないのですから、実績で言えば断然の存在と言えます。『スタミナがあるし、折り合い面もそれほど心配していない。3000mは十分にこなせる距離』と陣営は力強くコメントしていますし、また『阪神が駄目なわけではないが、京都はより良いような気がする』とも続けています。条件面には課題がほぼ皆無なだけに、夏場に台頭してきた新生勢力との力差が鍵となります。

ターゲット馬→ホウオウサーベル

(c)netkeiba.com、撮影:小金井邦祥

 デビュー前から高い評価を受けていた馬。新馬戦で文句ないパフォーマンスを見せ付けてクラシック路線に乗るかと思われましたが、春は出走すら叶いませんでした。

 しかし、陣営は慌てることなくじっくりと我慢。成長を促し、1勝クラスの平場と2勝クラスの阿賀野川特別と連勝を飾りました。特に、前走は後続に0.8秒差を付ける圧勝劇。

 走破時計2:11.7も上々のもので、強い内容でした。その後は賞金的にもこの菊花賞に使える保証は全くなかったのですが、それでも馬最優先でトライアル戦は使わず。

 結果出走が叶った訳ですから、ローテーションに余裕を持つことが出来て、状態面は相当良いものが期待出来るでしょう。新馬戦・1勝クラスで上がり33.8・33.9秒と軽い芝で切れる脚を使っているだけに、台風の影響を受けた馬場レベルが心配材料となります。なお、3000mの距離に関しては、『スタミナの塊。距離が延びて楽しみ』という陣営の心強いコメントがあるだけに、心配ないでしょう。

ターゲット馬→ワールドプレミア

(c)netkeiba.com


 若葉Sの後に骨折が判明。クラシックへの出走が叶いませんでした。

 しかし、復帰緒戦となった前走の神戸新聞杯では『2』着のヴェロックスから0.2秒差・『3』着。0.5秒差だった若葉Sから着差を詰めました。

 これまでは33秒台の上がりタイムさえもマークしていなかっただけに、前走でメンバー中最速の32.3秒を使えたことも大きな収穫となりました。また、2400mに距離が延びたことも好材料として働いたと見ることが出来ます。

 『前走時はパドックでは落ち着きがなく、発汗も見られた。しかし、この中間は調教時に馬場入りする時に落ち着いている。1回使ってガス抜きは出来ている。春とは状態が違う』と陣営が述べていることからも、使われたことによる状態面の上積みは大きなものが期待出来そうです。レース振りからは3000mの距離が味方になりそうですし、楽しみなヴェロックスとの再戦となります。

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  • ウマい馬券

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日本屈指の理論派で、高配当馬券に注目する“競馬穴リスト”。馬場レベルを基本とする『激走レンジ<range>』を駆使するのは既に有名だが、『馬券の買い方』についてもこれまで世になかったメカニズムを発表し、第一人者となる。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』でも活躍中。主な著書に『同じ予想でプラスになる人、ならない人』など。
公式ホームページ名は『ムネヒロネット』。

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