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【ファンタジーS】1400のスピードと完成度を重視 フジキセキ孫が3年連続穴を出す

  • 2019年10月27日(日) 18時00分
過去10年において、ファンタジーS勝ち馬が阪神JFでも馬券に絡んだケースは、18年ダノンファンタジー(1着→1着)と11年アイムユアーズ(1着→2着)だけ。現時点での完成度や1400のスピードを重視すべきレースといえる。18年はキンシャサノキセキ産駒ジュランビル(6人気3着)、17年はキンシャサノキセキ産駒ベルーガ(5人気1着)、16年は母父フジキセキのショーウェイ(12人気2着)と、フジキセキの孫が3年連続で穴をあけている。ここで取り上げた5頭はフジキセキの血は引かないが…。(解説:望田潤)


エレナアヴァンティ
 ミエノドリーマーの全妹でヒラボクインパクトやダノンエレガントの半妹。母ドリームカムカムはJRA8勝、オープン特別3勝(いずれも芝1200)の活躍馬。3代母デュネットは仏オークス馬でフレンチグローリーの母。アドマイヤムーン×メジロライアンはムーンエクスプレスと同じで地力と粘りのある配合だ。脚質や適性も似ていてベストは1400だろう。上がりのかかるレースになれば食い下がれそう。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○

ケープコッド
 アゴベイの姪で

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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