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【アルゼンチン共和国杯】東京の長丁場らしくトニービンが強い ロベルトの血を引く馬も毎年上位に

  • 2019年10月27日(日) 18時00分
18年2着ムイトオブリガード、17年1着スワーヴリチャード、16年1着シュヴァルグラン、2着アルバート、14年1着フェイムゲーム。東京2500の重賞らしく、トニービンの血を引く馬が毎年勝ち負けしている。いっぽう18年1着パフォーマプロミス、18年3着マコトガラハッド、17年3着セダブリランテス、15年1着ゴールドアクター、15年2着メイショウカドマツ、14年3着スーパームーンと、ロベルトの血を引く馬も上位を賑わせている。取り上げた4頭の中ではタイセイトレイルがトニービンを、アイスバブルがロベルトを引く。(解説:望田潤)


アイスバブル
 グリュイエールの全弟で、ディープインパクト×ミスパスカリのポポカテペトルやマウントロブソンとは3/4同血の間柄。母母ミスパスカリはクロフネの半妹でマーメイドS3着。ディープ×キンカメはワグネリアンやデニムアンドルビーと同じ。ザ・金子血統ですな。母系にキンカメとゴーンウエストが入るので、戦績どおりの大箱向きの中距離馬。小倉記念凡走は度外視し、目黒記念2着を見直す手だろう。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎

アフリカンゴールド
 ドバイワールドC勝ちアフリカンストーリーの半弟。母母ダニッシュは

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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