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【天皇賞・秋】タイム指数120台レベルを東京で出していれば馬券圏内確実?

  • 2019年10月28日(月) 12時00分

(C)netkeiba.com、撮影:下野雄規


 当たりました。

 ◎本命馬1着アーモンドアイ、2着△ダノンプレミアム、3着▲アエロリットで馬単&3連単的中です。大事だったと思うのは、アーモンドアイの前走128という驚愕の高数値だけでなく、タイム指数の平均値でアエロリットが3位だったこと。さらにダノンプレミアムも平均値4位だったこと。

 残念ながら対抗にあげた○サートゥルナーリアは6着に沈みましたが、これも平均値上の結果としては仕方ないことといえます。タイム指数の正確さを再確認するようなレースだったわけです…。

【検証ナンバー209】
サンプルレース名/2019年10月27日(日)東京11R・天皇賞・秋(GI)芝2000m

【レース前状況】
 出走16頭中、GI馬10頭という超豪華なメンバーになった。1番人気は絶対女王アーモンドアイ(ルメール)。秋初戦でも鉄砲走るのは実証済み。しかも内枠を引いた。前走の惜敗の借りを返す。2番人気は3歳サートゥルナーリア(スミヨン)。前走『神戸新聞杯』は強さを魅せる快勝。3番人気はダノンプレミアム(川田)。人気は以下、ワグネリアン(福永)、スワーヴリチャード(横山典)、アエロリット(戸崎圭)と続いた。

【レース結果】
1着アーモンドアイ   牝4(1番人気)ルメール
2着ダノンプレミアム  牡4(3番人気)川田
3着アエロリット    牝5(6番人気)戸崎圭

【払い戻し】
単勝 160円
枠連 220円
馬連 920円
馬単 1170円
3連複 3210円
3連単 8860円

アーモンドアイの前走値を見れば好走は必然だった?


 一番心配していたのは馬場状態だった。

 過去にまだ稍重までしか経験していないアーモンドアイにとって、重く湿った馬場は不確定要素になってしまう。だが土曜日の同じ芝2000m施行戦2つを見ればタイムも上々である。「ならばアーモンドアイは大丈夫」というジャッジを出せた。

 アーモンドアイは前走『安田記念』3着。でもそのとき、1着インディチャンプ&2着アエロリットが出しているタイム指数を超える128を同馬は叩き出していた。

 これまで散々タイム指数を見てきたけど、こんな数字、芝戦では1回しか出ていないんじゃないか。それは8年前『天皇賞・秋』レコードのトーセンジョーダン(ちなみに東京マイルでのレコード時ノームコアでも124)。

 比べると、アーモンドアイの前走、スタート時アクシデントがあっての128は凄いとしかいいようがない。おまけに昨年JCでの127という実績も後押ししている。

 同じ東京コース、距離は適距離、内枠。今回1着になる可能性は大きい。というわけでアーモンドアイの◎印はかなり自信を持って打つことができた。馬券も同様。

 今回の『天皇賞・秋』1着タイム指数もおそらく120台。アーモンドアイの次走が仮にジャパンカップだとすれば、ここでもかなりの高確率で1着になるだろう。

サートゥルナーリア失速をタイム指数は予見していた?


 だが馬券は、2着・3着にも印が回っていないといけない。

 今回打った印は○サートゥルナーリア、▲アエロリット、☆スワーヴリチャード、△ダノンプレミアムの順…。

 平均値2位はスワーヴリチャードだったが、それよりも東京コース3連続で最高値121を出しているアエロリットのほうを▲にしたのは正解だった。

 一方、3歳サートゥルナーリアは前走『神戸新聞杯』で100という低数値。「こりゃ低いな」と思いつつ、先週の『菊花賞』では「神戸新聞杯タイム指数低すぎじゃないか問題」でジャッジを失敗していたところもあるので、ややプラスしての○対抗抜擢する。だが結果はゴール前伸びずの6着…。ここでもタイム指数は正しかったわけだ。

 これで秋のGIを2勝2敗のタイに持ち込めたので良かった。

 来週はGIないがアルゼンチン共和国杯がある。同レースはまたもやタイム指数機能不全になりやすいハンデ戦。平均値順ではないアプローチで攻めたいと思っている。

【今週の教訓】
●アーモンドアイのような(アエロリットも)近走東京120台レベル馬は買い!
●今年は平均値がほぼ機能!来年も平均値+前走値で攻めろ!
●3歳の要素プラスジャッジは慎重に!

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No.1予想家の大石川大二郎が、前週の荒れたレースを「どうすれば取れたか」という視点で徹底分析。さっそく今週のレースから使える教訓を伝授、「未来の馬券力」を上げちゃうコラムです!!

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