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【エリザベス女王杯】上がりのケイバでリヴァーマンの斬れ炸裂 前年好走馬のリピートにも注

  • 2019年11月03日(日) 18時00分
18年が上がり12.0-11.6-11.4-11.7、17年が12.2-11.6-11.2-11.6、16年が11.9-11.5-11.2-11.4、14年が12.2-11.5-11.3-11.3。手の内を知り尽くした牝馬たちの戦いで、ペースや隊列は落ち着き上がり3Fのケイバになりがち。最近はクイーンズリング、マリアライト、ミッキークイーン、ヌーヴォレコルト、タッチングスピーチなど、リヴァーマンの血を引く馬の好走が目立つ。リヴァーマンはウインクスやウオッカの血統表にも入るが、牝馬らしい斬れをよく伝える血だ。あと2年連続のリピート好走が多いレースでもある。(解説:望田潤)

アルメリアブルーム
 叔父のオーシャンブルー(父ステイゴールド)とは父系も同じで、母母プアプーはイエルバブエナBCH(米G3・芝11F)勝ち馬。ドリームジャーニー牝駒はサイズが出ないのが悩みのタネで、本馬もデビュー戦は406キロ、しかし前走は440キロと古馬になってジワジワ成長してきた。ドリームジャーニー×ネオユニヴァースだから実績どおり機動力に長けた中距離馬で、京都なら外2200より内2000がベター。
距離○ スピード○ 底力○ コース○

ウラヌスチャーム
 母アメジストリングはクイーンS3着。3代母オプティミスティックギャルは北米G1を6勝した。ルーラーシップにナスキロ血脈とナスペリオン血脈を重ね、配合どおりしなやかで緩慢なストライドで走る。着実な成長曲線を辿り、自ら動いて差せるようになってオープン入り。ルーラー産駒らしいジワジワ伸びる末脚が武器で、クイーンSは上がり2位、中山牝馬Sは上がり1位だから、展開ひとつで圏内まで差せる脚は持っている。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎

クロコスミア
 母デヴェロッペは紫苑S2着。近親にディクタットなどがおり、牝祖パークアピールはケープクロスなどを産んだ名繁殖。ステイゴールドとナシュワンを通じるドロニク≒バステッドのニアリークロスはバゴ×ステイゴールドの黄金配合で大成功している。母父に軽いマイラーのボストンハーバーが入り、母のスピードで先行し父のスタミナで粘る脚質に。京都の下りは得意なので、3年連続大駆けがあるかも。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

クロノジェネシス
 ノームコアやハピネスダンサーの半妹で、母母インディスユニゾンはフサイチエアデールの全妹にあたり、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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