17年はグレイルとタイムフライヤー、ハーツクライ産駒のワンツー。この2頭は母系にロベルトの血を引くので内回りを捲り差す脚があった。14年の勝ち馬ベルラップも母系にロベルトを持つハーツクライ産駒だ。他にもクラージュゲリエ、ドレッドノータス、ケイティクレバー、ベストアプローチ、ダノンメジャーと、とにかくロベルト持ちの好走が目立つレース。今回取り上げたなかでは、ミヤマザクラとロールオブサンダーがロベルトの血を引いている。(解説:望田潤)
ヴァルナ アルビレオの甥で、3代母フェアリーフットステップスは英1000ギニー馬。母がノーザンダンサー4×3で、自身はサンデーサイレンス4×3とサドラーズウェルズ≒ヌレイエフ4×3。好調エピファネイア産駒としても高得点の配合といえる。ここは一気の距離延長よりも、エピファらしい大箱向きストライドで走るので、京都内回りだと差しにくいイメージがあるのがどうか。できれば未勝利勝ちのようにハナを切りたい。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
マイラプソディ 母テディーズプロミスはラブレアS(米G1・ダ7F)勝ち馬で、近親に