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【京都2歳S】ロベルト天国の内回り2000重賞

  • 2019年11月17日(日) 18時00分
17年はグレイルとタイムフライヤー、ハーツクライ産駒のワンツー。この2頭は母系にロベルトの血を引くので内回りを捲り差す脚があった。14年の勝ち馬ベルラップも母系にロベルトを持つハーツクライ産駒だ。他にもクラージュゲリエ、ドレッドノータス、ケイティクレバー、ベストアプローチ、ダノンメジャーと、とにかくロベルト持ちの好走が目立つレース。今回取り上げたなかでは、ミヤマザクラとロールオブサンダーがロベルトの血を引いている。(解説:望田潤)

ヴァルナ
 アルビレオの甥で、3代母フェアリーフットステップスは英1000ギニー馬。母がノーザンダンサー4×3で、自身はサンデーサイレンス4×3とサドラーズウェルズ≒ヌレイエフ4×3。好調エピファネイア産駒としても高得点の配合といえる。ここは一気の距離延長よりも、エピファらしい大箱向きストライドで走るので、京都内回りだと差しにくいイメージがあるのがどうか。できれば未勝利勝ちのようにハナを切りたい。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○

マイラプソディ
 母テディーズプロミスはラブレアS(米G1・ダ7F)勝ち馬で、近親に

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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