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【チャンピオンズC】前走15着の影響は? 野中調教師が語るインティ“GIダブル制覇”の手応え

  • 2019年11月24日(日) 18時02分
GIドキュメント

▲インティを管理する野中調教師が最新の状態を語る (撮影:大恵陽子)


7連勝で今年のフェブラリーSを制覇したインティ。豊富なスピードでの逃げ切り勝ちは衝撃を与えました。チャンピオンズCでダートGIのダブル制覇を目指しますが、前走みやこSではまさかの15着。

59kgという重たい斤量、ハイペースな流れ、4コーナーでの他馬との接触など考えうる要因は様々ありますが、現在のインティの状態はどうなのでしょうか? 管理する野中賢二調教師に伺いました。

(取材・構成=大恵陽子)


ダメージを心配したが、影響なし


――前走のみやこSは59kgを背負いながらも、スタート後はスピードに乗りましたね。

野中賢二調教師(以下、野中師) そうですね。でもそのぶん、1コーナーの入りがちょっと中途半端になってしまいました。リアンヴェリテとスマハマの2頭が速いのでその後ろでいいと思っていましたが、予想よりも前に行きました。その2頭に並んだ瞬間、スイッチが入ってしまって難しい競馬になりました。

――向正面に入ると、内の2頭からは離して外を走らせていました。

野中師 馬がエキサイトしているから外に離しましたが、それでもなかなか収まらなかったですね。彼の脆さが出たというか。

――4コーナーでは他馬と接触し、ジョッキーが手綱を大きく引く場面がありました。

野中師 あれは仕方がないです。こちらも脚がなかったですから。すぐにやめて、ダメージを心配しましたが、全然問題ありません。レース自体はほぼ走っていないので、心臓のダメージはほぼありません。

――脚元やメンタル面への影響はどうですか?

野中師 問題ありません。

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