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【レース回顧】エリザベス女王杯3着「ラヴズオンリーユーは間違いなく素晴らしい馬!」

  • 2019年11月26日(火) 18時02分
「Road to No.1」

▲今週はエリザベス女王杯の回顧と、オジュウチョウサンの鞍上抜擢への思いを語ります (C)netkeiba.com


今週は、エリザベス女王杯の回顧をお届けします。オークス馬ラヴズオンリーユーで挑み、結果は3着。秋華賞を回避し、半年ぶりの実戦でした。レースでは逃げ粘るクロコスミアの存在が、ミルコ騎手を悩ませたといいます。改めてレースを振り返りつつ、オジュウチョウサンの鞍上に抜擢された、今週末のステイヤーズSへの意気込みも語ります!

(取材・文=森カオル)


もっとクロコスミアを追いかけたかった


──ラヴズオンリーユーで挑んだエリザベス女王杯は、残念ながら3着。これまでにない先行策で、直線もしぶとく粘りましたが…。

ミルコ 状態はバッチリだったし、スタートも上手く出て、2コーナーまでは一番いいところにいるなと思っていたんだけど…。佑介(クロコスミア2着)、そこからがちょっと速かったね(苦笑)。本当は一緒に行きたかったけど、そこはやっぱり半年ぶりで。

──もっとクロコスミアを追いかけたかった?

ミルコ はい。前残りの馬場だったし、もっと近くに行きたかった。2番手だったけど、競馬としては逃げているのと同じような感じになって。それはちょっと嫌でしたね。だから、向正面でペースが上がってきたときに、ちょっと不安になった。

──捕まえに行くべきか、後ろが動くのを待つか…。確かに判断に迷うシーンですよね。

ミルコ そうですね。理想を言えば、3〜4コーナーの下りの時点でクロコスミアとのあいだにもう1頭いて、僕は3番手くらいがよかった。佑介がペースアップしたときに、それを追いかける馬がいれば、僕はもっと楽に行けたんだけど。

 僕ね、一番先に(クロコスミアを)捕まえに行くことになるのが嫌だった。結局、捕まえられなかったけど、一番先に追いかけることになって、あそこでけっこう力を使ってしまいましたね。

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Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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