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【ターコイズS】中山マイル向きのパワー&機動力 ロベルト持ちが5年連続で勝利

  • 2019年12月08日(日) 18時00分
17年から重賞に格上げされたが、オープン特別時代から数えて、ミスパンテール(父シンボリクリスエス)、マジックタイム(母父ブライアンズタイム)、シングウィズジョイ(母父シンボリクリスエス)、ミナレット(母父ウォーニング)と、5年連続でロベルトの血を引く馬が勝っている。中山向きの機動力とパワーがある血だけに今年もまずはロベルトをチェック。取り上げた5頭ではエスポワール(母父シンボリクリスエス)。(解説:望田潤)


エスポワール
 アドミラブルやイサベルの半妹で、リンカーンやヴィクトリーの姪。母母グレースアドマイヤは府中牝馬S2着。オルフェーヴル×シンボリクリスエス×トニービンはエングレーバーと同じ。オルフェーヴル×シンボリクリスエスで母母にサドラーズウェルズが入るのはオーソリティと同じ。オルフェ産駒の走るパターンの配合だが、見るからに力強い中距離馬なのでマイルで高速決着になるとどうか。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○

コントラチェック
 名繁殖リッチダンサーの娘で、スタッブズアート(英1000ギニー3着)、ムーンクエイク、バウンスシャッセの妹。母系にフェアリーキングの血を引くディープ牝駒はハープスターやジュールポレールなどマイラー寄りに出やすい。本馬は

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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