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【朝日杯FS】ここも2歳戦に強い血とスピード寄りの血が重要

  • 2019年12月13日(金) 19時00分
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Pサンデー系種牡馬がカギ!


 先週の阪神JF勝ち馬のレシステンシアは母父がダンチヒ系でディンヒル持ち。2着マルターズディオサ、3着クラヴァシュドールはストームキャット持ち。いずれも、2歳戦で世界的にも実績を残す血統。

 朝日杯FSも、2歳戦で強い血統を持つことが例年重要なレース。2017年の勝ち馬ダノンプレミアム。2016年の勝ち馬サトノアレスはいずれも母系にダンチヒ系のディンヒルを持つ馬。

 また、先週の阪神JFはディープインパクト、ハーツクライ産駒の人気馬が連対できず。サンデー系ではスピード寄りのレシステンシアが優勝。

 亀谷ホームページでは全出走馬の血統、血統タイプを表示した「スマート出馬表」を無料で提供しています。今の日本はサンデーサイレンスの血を継ぐ種牡馬だらけ。これらサンデー系種牡馬を「P型(スピード型)」「T型(スタミナ型)」に分類しています。

 先週の阪神JFを勝ったレシステンシアの父ダイワメジャーは、スピードタイプの「P型」のサンデーサイレンス系。

 そして、同コースで行われる朝日杯FSも、サンデー系の中でも「Pサンデー系」に属するタイプに相性の良いレース。昨年も勝ち馬のアドマイヤマーズは「Pサンデー系」のダイワメジャー(レシステンシアと同じ)。もちろん、ウマい馬券でも同馬を本命にして的中することができました。

 ペールエールも父がPサンデー系のダイワメジャー。こちらもアドマイヤマーズと同じダイワメジャー産駒。さらに母父が欧州型なのも先週の勝ち馬レシステンシアとアドマイヤマーズと同じ。母系にリナミックスを持つのもアドマイヤマーズと同じ。

 トリプルエースの父は先週の阪神JFでも当レースでも強かったストームキャット系のシャマーダル。同種牡馬は世界レベルで2歳戦、短距離戦で実績を残す種牡馬。シャマーダル自身も現役時代はフランスの2歳G1レースを優勝。ヨーロッパの2歳年度代表馬に選出。産駒のピナトゥボは2歳馬で21世紀の世界最高レーティングを獲得。

 また、シャマーダルは母父がマキャベリアン系。同馬はサンデーを経由せずにヘイローを持つ馬。昨年の勝ち馬アドマイヤマーズもマキャベリアンとサンデーサイレンス両方の血を持つ馬。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の朝日杯FS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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