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【阪神C】フジキセキの血が猛威をふるう阪神1400重賞 過去4年の勝ち馬8頭中5頭がフジキセキ持ち

  • 2019年12月15日(日) 18時00分
2015年以降の阪神Cと阪急杯の勝ち馬8頭のうち、スマートオーディン(父ダノンシャンティ)、ダイアナヘイロー(母母父フジキセキ)、イスラボニータ(父フジキセキ)、シュウジ(父父フジキセキ)、ロサギガンティア(父フジキセキ)と、実に5頭がフジキセキの血を引くている。またダイアナヘイローとミッキーアイルとロサギガンティアの3頭は、母系にダンジグの血を引くという共通点がある。取り上げた5頭ではスマートオーディンがフジキセキの孫で、ナックビーナスとマイスタイルが母系にダンジグの血を引く。(解説:望田潤)


イベリス
 ベルカントの半弟で、母セレブラールはJRA3勝(全て1200)。近親にクイーンズランドオークス2着ラスサラーなどが出る。母父ボストンハーバーは北米2歳チャンピオン。カナロア産駒は追って味があるタイプも多いが、本馬はベルカントやクロコスミア同様、母父ボストンハーバーの軽いスピードでフワッと先行する脚質になった。最近は短距離馬らしい肉付きになってきたので1F延長がどうか。
距離○ スピード◎ 底力○ コース○

グランアレグリア
 マリスターと同牝系で、母タピッツフライは北米G1を2勝(ともに芝8F)。母父タピットは

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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