2015年以降の阪神Cと阪急杯の勝ち馬8頭のうち、スマートオーディン(父ダノンシャンティ)、ダイアナヘイロー(母母父フジキセキ)、イスラボニータ(父フジキセキ)、シュウジ(父父フジキセキ)、ロサギガンティア(父フジキセキ)と、実に5頭がフジキセキの血を引くている。またダイアナヘイローとミッキーアイルとロサギガンティアの3頭は、母系にダンジグの血を引くという共通点がある。取り上げた5頭ではスマートオーディンがフジキセキの孫で、ナックビーナスとマイスタイルが母系にダンジグの血を引く。(解説:望田潤)
イベリス ベルカントの半弟で、母セレブラールはJRA3勝(全て1200)。近親にクイーンズランドオークス2着ラスサラーなどが出る。母父ボストンハーバーは北米2歳チャンピオン。カナロア産駒は追って味があるタイプも多いが、本馬はベルカントやクロコスミア同様、母父ボストンハーバーの軽いスピードでフワッと先行する脚質になった。最近は短距離馬らしい肉付きになってきたので1F延長がどうか。
距離○ スピード◎ 底力○ コース○
グランアレグリア マリスターと同牝系で、母タピッツフライは北米G1を2勝(ともに芝8F)。母父タピットは