令和初の有馬記念、レースの見どころは多数あるが、そのなかでも今回注目したいのが、初対決となるアーモンドアイとリスグラシューだ。かたや三冠牝馬。昨年のジャパンカップや今年の天皇賞・秋など、牡馬相手にもG1を勝ちまくっていまやG1・6勝の名牝だ。対してリスグラシューはエリザベス女王杯、宝塚記念と国内G1を2勝。さらにコックスプレートを制して国際舞台でも力を証明した。

　この2頭をどう評価するかが、今年の有馬記念を検討するうえでの楽しみになりそうだ。そこで今回は競馬好きの著名人15名がアーモンドアイvsリスグラシュー、どちらを選ぶかをリサーチしたところ、下記のような結果になった。

アーモンドアイ派：8名
リスグラシュー派：3名
どちらでもない派：4名

　数値のうえではアーモンドアイ派が上回ったが、なぜその馬を支持したのか、理由も気になるところ。アーモンドアイ派、リスグラシュー派、そしてどちらでもない派、それぞれを代表して、1名ずつコメントを寄せてもらった。

アーモンドアイ派代表：今井りかさん

「前走の天皇賞・秋では、過去最多のG1馬10頭が出走しましたが、最内の狭いところを割って伸びて来て勝利。2着に3馬身差には感服しました。牝馬なのに本当に立派です。初めての中山コースについては、好位からも後方からも競馬ができる器用なお馬さんで心配していません。昨年に続き「令和元年もアーモンドアイの年だった」と思わせてくれるレースを期待します」

リスグラシュー派代表：ラグビー・山田章仁選手

「例年にない豪華メンバーな上に逃げ馬が3頭と、真の実力が試されるレースになりそう。その中で宝塚記念と続くオーストラリアのG1で並居るオス馬たちを力でねじ伏せたリスグラシューに◎。絶対女王アーモンドアイの壁は高いと思いますが、いまの充実度と1日限定で来日するレーン騎手が乗るなら逆転もあると思います！」

その他派代表：錦野旦さん

「アーモンドアイと迷いましたが、スワーヴリチャードにしました。日曜日の天気が雨模様。前走のジャパンCを重馬場で勝っていますし、そして何よりも内枠2番枠をひいたことはこの馬にとって大きいと思います。前走の再現あるのではないでしょうか」


　アーモンドアイか、リスグラシューか、はたまた思わぬ伏兵が台頭するのか……？　いずれにしても、1年の競馬の総決算といえる有馬記念。大いに悩み、大いに楽しみたいところです。現在、メジャリーガー・田中将大選手をはじめ、お笑い芸人の千鳥のノブさん、小籔千豊さん、オートレーサーの森且行選手など、有馬記念の予想特集を公開しております。下記より500ポイントを受け取って予想をお楽しみください。では、グッドラック！