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【ホープフルS】スタミナと2歳戦に強い血に注目

  • 2019年12月27日(金) 19時00分
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トレンド的には母系にディンヒル


 先週土曜(12月21日)は亀谷HPで公開している勝負レースに中山8レースを指定。レース前の推奨文に「ゴールドアリュールに注目」と書いたのですが1-3着は3頭しか出走していなかったゴールドアリュール産駒で3連単は23万馬券を本線的中。1人気は危険血統と書いたダイワメジャー。そしてメインの阪神Cはダイワメジャーの人気薄メイショウショウブを本命に(10人気で3着)。

 まさにダイワメジャーとゴールドアリュールの取捨だけで、年を越せたわけですが、有馬記念の当日は、一転して取捨がダメで散々な結果に。何となく締まらなかったので、今週末も競馬ができるのはとても楽しみ。

 さて、ホープフルS。G2で行われていた2016年の頃から「ステイゴールド」を買えば儲かったレース。

 2016年はステイゴールド産駒マイネルスフェーンが8人気で2着。17年も同種牡馬の産駒ステイフーリッシュが8人気で3着。なお、16年以降でステイゴールド産駒の出走はこの2頭のみ。

 ステイゴールド産駒に相性がいいのは、この時期の中山芝2000mは2歳馬にとってスタミナとパワーが要求されるから。

 欧州の芝2400mG1で実績を残していた馬の血を持つ馬や、ダートの長距離重賞に強い種牡馬の血を持つ馬も当レースには好相性。

 また、有馬記念はハーツクライ産駒のリスグラシューが圧勝。一昨年の当レース勝ち馬もハーツクライ産駒。

 ワーケアは先週の有馬記念勝ち馬の父でもあるハーツクライ産駒。母系にディンヒルの血を持つ馬は2歳G1に強い特徴も。今年の2歳G1勝ち馬はいずれも母系にディンヒルを持つ馬。

 なお、朝日杯FSを勝ったサリオスも父がハーツクライ。母系にディンヒルとニニスキ。育成はノーザンファーム。「競馬は農業」であるように、ハーツクライという種を2歳で開花させるノウハウは向上していますね。

 ヴェルトライゼンデはステイゴールドの血を持つ馬。父のドリームジャーニーは有馬記念勝ち馬。当時中山で行われていた2歳G1朝日杯FSも優勝。年末のタフな馬場で行われていた中山芝と2歳戦に実績を持つ馬。兄は先週の有馬記念で3着に走ったワールドプレミア。年末の中山芝に向く血統。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のホープフルS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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