まず、最初に訂正を…。前回のコラムで「次回がコラム最終回」というようなことを申し上げましたが、来年も当コラムは連載続行できることになりました。加えて違う曜日掲載予定で、当週メインの予想コラムも新たに準備中です。これも応援してくださる皆様のおかげだと思っております。ありがとうございます。

　さて『ホープフルS』。

　先週のアーモンドアイ敗戦ショックの余波が残るなか。1番人気馬◎コントレイルにも不安はありましたが、さらなる強さを見せつける結果となりました。予想印も上位◎▲○で無事(堅すぎですけどね…)的中。とはいえコントレイルのこの強さ。タイム指数から見ても「名馬の域」といえるのかもしれません…。

【検証ナンバー218】
サンプルレース名/2019年12月28日(土)中山11R・ホープフルS(GI)芝2000m

【レース前状況】
　晴れの土曜日。芝も良馬場開催。デビューから2連勝している無敗馬が4頭も出走。なかでも1番人気になったコントレイル(福永)は前走『東京スポーツ杯2歳S』をレコード勝ち。今回の右回りは試金石的レースになるがここで勝つようならばクラシックの筆頭格になる。2番人気はワーケア(ルメール)。同馬も2連勝馬。道悪で最速上りを出しての連勝中。3番人気はヴェルトライゼンデ(マーフィー)。4番人気はオーソリティ(池添)と上位はすべて2勝馬。以下、ブラックホール(石川)、ラインベック(岩田康)と続いていた。

【レース結果】
1着コントレイル　　　　牡2(1番人気)福永
2着ヴェルトライゼンデ　牡2(3番人気)マーフィー
3着ワーケア　　　　　　牡2(2番人気)ルメール

【払い戻し】
単勝　200円
枠連　770円
馬連　810円
馬単　1170円
3連複　580円
3連単　2760円

驚異の「指数跳ね」のコントレイルはやっぱり強かった？

　強い馬も負ける…。それは先週皆が目にした光景である。

　というわけで、今週のG1メインでの1番人気◎コントレイルにも不安は出る。強いからこそ出る。理由としては、前走左回りコースの圧勝から中山2000mに変わって合うのかどうか、などなど…。