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【中山金杯】例年通りのトラックバイアスが発生しそうだ

  • 2020年01月04日(土) 18時00分
馬場虎太郎

昨年はのちに香港GIを2勝したウインブライトが勝利(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


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末脚が不発だった馬の巻き返しを狙いたい


 中山芝は今週からCコース替り。

 馬場の痛みはCコース替りによってカバーできる程度。例年の傾向を考慮すると雨の影響がないようであれば、Cコース替りの初週は基本的に「標準」の馬場コンディション〜「稍軽い」馬場コンディションになるケースが想定される。

 過去4年の中山金杯も2016年が「稍軽い」。2017〜2019年が「標準」の馬場コンディションで行われている。今年は近3年と近い馬場コンディション、状況になりそうだ。

 2017年はトラックバイアス「内有利・差し有利」。2019年もトラックバイアス「差し有利」。近3年は、二桁位置取り馬が3着内に好走する「差し有利」のトラックバイアス。差し馬の中でも、近走はトラックバイアスや展開の不利で末脚が不発だった馬の巻き返しを狙いたい。

 マイネルサーパスの前走は中日新聞杯。顕著なトラックバイアスはみられなかったが、当時の中京芝は高速上がりが必要な馬場コンディション。

 マイネルサーパスの過去の戦歴を振り返っても、直線の長いコースではこれまで全て4着以下。高速上がりが要求される長い直線のレースは不向きだった。

馬場虎太郎

ラジオNIKKEI賞のパフォーマンスも期待できるマイネルサーパス(c)netkeiba.com


 これまで連対した5レースのうち4レースが馬場コンディション「標準〜稍軽い」の間。勝利した2レースはどちらも「稍軽い」馬場。今回の中山金杯も直線が短く「標準〜やや軽い馬場」で行われそう。馬場もコースも前走よりも合う。

 重賞で唯一連対しているラジオNIKKEI賞に関しても、トラックバイアスは「外有利・差し有利」。内枠から先行したレースは決して恵まれたものではない。マイネルサーパスの能力の高さを示すレースだった。

 重賞では初の最適条件。ラジオNIKKEI賞のパフォーマンスも期待できる。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の中山金杯予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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