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【ユーザー質問】武豊騎手&的場文男騎手 ミルコ騎手が見た日本のレジェンドの超人っぷり

  • 2020年01月28日(火) 18時02分
「Road to No.1」

▲先週のデットーリ騎手に続き、今回語るのは日本のレジェンドについて (C)netkeiba.com


先週に続き今回も「ユーザー質問」をお届けします。前回は来日時に同居していた、L.デットーリ騎手の超人っぷりを明かしてくれたミルコ騎手。

今回は、武豊騎手&的場文男騎手という日本の二大レジェンドについて、ユーザー質問から、そのすごさに迫ります。

(取材・文=森カオル)


Q「レジェンド武豊騎手も50歳超え。日本人騎手たちの選手生命が長くなっている気がしますが、海外の事情はどうなのか知りたいです。的場文男騎手のように、60歳を超えても活躍している騎手がいるのでしょうか?」(ふらんしすさん)


ミルコ 60歳以上となるとちょっと思いつかないけど、50歳以上はいるんじゃない? ゼニヤッタに乗っていたアメリカのマイク・スミスだって50歳を過ぎているし(54歳)。まだまだ活躍してますね。

──マイク・スミス騎手は、確か去年もGIを勝っていましたね。

ミルコ そうそう、本当にすごい人。彼は別として、最近は50歳を超えたら引退する人が多いね。でも、50歳までなら、頑張ってる人が世界中にいっぱいいる。

──もともと他のスポーツに比べ、ジョッキーは選手生命が長い傾向にありますが、質問にあるように、ここにきてさらに伸びている実感はありますか?

ミルコ うん。最近はさらに長くなったと思う。たぶん昔は違ったと思うけど、今はみんな食事に気を遣ったり、体のケアもしっかりしているからね。その方法も増えているし。

 さっきデットーリの話をしたけど、彼も今年で50歳でしょ。彼の場合、あと5年は全然イケそうじゃん(笑)。全然イケる。競馬に乗っているのを見ていると、20年前と全然変わっていないからね。もちろん、若い頃と同じタイムで100mを走るのは無理だと思うけど(笑)。変わらないといえば、豊さんもね。

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Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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