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【O.マーフィー×藤岡佑介】第3回『ニッポンの競馬のナゾ マクって勝つ感覚を教えてほしい!』

  • 2020年02月05日(水) 18時02分
with 佑

▲今回はマーフィー騎手から佑介騎手に、日本の競馬について逆質問 (C)netkeiba.com


先週の競馬で短期免許の期間を終えたオイシン・マーフィー騎手。年明け1か月で27勝を挙げ、リーディング首位。圧倒的な存在感を残して、帰国の途に就きました。

そんなマーフィー騎手との対談ですが、今回はマーフィー騎手から佑介騎手に逆質問。「ヨーロッパで同じ競馬をしたら絶対に勝てない」と語るマクりの競馬について、疑問をぶつけます。

(取材・構成=不破由妃子)


どれだけのトップ騎手でも、走らない馬を勝たせることはできない


佑介 2018年にベンバトルでドバイターフを勝ったとき、オイシン、泣いてたよね。ああいう大きな舞台に出てくるジョッキーはいつも同じようなメンバーで、いつも彼らが当たり前のように勝って、レース後もすごくクールに振る舞っている印象があった。

 でも、あの年はオイシンのようなすごく若いジョッキーが勝って、しかも涙を流していて。すごく印象的だったよ。

マーフィー 自分がドバイターフを勝つなんて想像もできなかったからね。ずっと観ている側で、憧れのレースだったから。

 それに、ベンバトルという馬は、2017年に初めてロイヤルアスコットで勝たせてくれた、僕にとって特別な1頭。自分の騎手人生のなかでも付き合いの長い馬だし、ドバイターフの前哨戦で負けていたことも大きかった(ジェベルハッタ2着)。

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▲特別なベンバトルと共にドバイターフを勝利 (撮影:高橋正和)


佑介 ああ、そうだったよね。オイシンが涙を流している姿を見て、すごくいいものを見たなと思った。それ以来、いつか一緒に乗ってみたいなぁと思っていたから、こんなに早く実現したことがすごくうれしいよ。

──確かに、短期免許で来日している外国人ジョッキーをゲストにご指名するのは珍しいですよね。

佑介 オイシンだから、出てほしかったんです。すでにイギリスでトップを極めたばかりか、世界中で活躍しているのに、もっと成長したい! という思いがすごく伝わってくるし、何より日本の競馬、競走馬、ジョッキーに対して、リスペクトを持ってくれていることを強く感じるから。

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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。

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1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。

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