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【フェブラリーS】根岸Sで衝撃の勝利 陣営の想定の上をいくモズアスコットの素質

  • 2020年02月16日(日) 18時02分
GIドキュメント

▲芝ダート両GI制覇を狙うモズアスコットと担当の玉井助手 (撮影:大恵陽子)


二刀流のGI馬誕生となるでしょうか。2018年の安田記念を制覇したモズアスコットが、初ダートとなる根岸Sで鮮やかな差し切り勝ちを決め、中2週でフェブラリーSへ向かいます。

かつてアグネスデジタルやクロフネ、ベルシャザールなど二刀流のGI馬がいましたが、モズアスコットも「以前から走り方がダートっぽかった」と、芝だけでなくダート適性も秘めていたとのこと。同馬を担当する玉井俊峰調教助手に伺いました。

(取材・構成=大恵陽子)


走法からダート適性を感じるも、調教で「あれ?」


――根岸Sでの勝利、おめでとうございます。

玉井俊峰調教助手(以下、玉井助手) ありがとうございます。ゲートに行っていたのでバスで実況放送を聞いていたんですけど、ビックリしました。

――1馬身ほど出遅れましたが、それは見えていましたか?

玉井助手 見えましたが、いつもゲートの中はバタバタするんです。最近はそれでもスパッと出ていたんですけど、やってしまったなと思いました。出遅れながらも位置を取るあたり、ルメール騎手は上手いですね。

――モズアスコット自身も初ダートながらしっかり勝ち切って、素晴らしいですね。

玉井助手 そうですね、それに尽きますね。人の想定の上をいっていました。

GIドキュメント

▲初ダート、しかも出遅れからの衝撃の勝利 (撮影:下野雄規)


――初ダートに向けて、何か調整過程で変えたことはありましたか?

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