コーナー4つの内回り1800戦だから、ウインブライト(ステイゴールド×アドマイヤコジーン)、ネオリアリズム(ネオユニヴァース×メドウレイク)、ヌーヴォレコルト(ハーツクライ×スピニングワールド)と、「中距離×マイラー」の先行力や機動力が活きる舞台といえる。昨年はステイゴールド系のワンツーだったが、ウインブライト、ラッキーライラック、サクラアンプルール、ドゥラメンテと、4年連続でノーザンテーストの血を引く馬が連対中。(解説:望田潤)
インディチャンプ アウィルアウェイの3/4兄で、母母トキオリアリティーはリアルインパクトやネオリアリズムなどを産んだアウトサイダー血脈の名繁殖。ステゴ×キンカメはステイフーリッシュと同じ。母方の影響も強いマイラー体型で、鋭敏な加速は現役屈指、そのぶん折り合いが難しい血統でもある。ベストはマイルで、1800の毎日王冠やスローのマイラーズCでは前半行きたがってしまったのが気がかり。
距離○ スピード◎ 底力◎ コース○
ウインブライト ウインファビラスの全弟で、3代母ミスゲランの子孫にチリエージェなどが出る。父ステイゴールドと母父アドマイヤコジーンは相性抜群で、この両者を通じるロイヤルサッシュ≒ミセスマカディーのニアリークロスはスノードラゴンやトゥラヴェスーラ=トオヤリトセイトなども出て大成功した。