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【フィリーズレビュー】フルゲート前傾ラップでハッキリ差し優位 ラーイやタイキシャトルなどグロリアスソングの血に注

  • 2020年03月08日(日) 18時00分
ここ5年の連対馬10頭のうち、4角で5番手より前にいたのはソルヴェイグだけ。短距離で賞金を稼いできた馬が集って前傾ラップで流れ、ハッキリ差し追い込み優勢な傾向だ。昨年はラーイの血を引くプールヴィルとジュランビルが1着と3着だったが、ラーイ、シングスピール、デヴィルズバッグ〜タイキシャトルといったグロリアスソング牝系の血を引く馬はよく好走する。アヌラーダプラの母はラーイとシングスピールを通じるグロリアスソング2×3だ。(解説:望田潤)

アヌラーダプラ
 ディーパワンサやガルヴィハーラの半妹で、シンハライトやリラヴァティやアダムスピークの姪。母母シンハリーズはデルマーオークス(米G1・芝9F)勝ち馬。母ポロンナルワは名牝グロリアスソングの2×3を持つ。この影響が強いヘイロー的な無駄のないきれいな脚捌きで、俊敏自在で機動力抜群で中山マイルはピッタリと思われたが、ディーパワンサ同様ベストは1400か。短縮で巻き返したい。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース○

エヴァジョーネ
 ブラインドサイドの3/4同血の妹で、ペインテドブラックやクリスマスツリーの姪で

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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