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【金鯱賞】スピード指向、米国指向の血統が走りやすい

  • 2020年03月13日(金) 19時00分
その日の注目レースと狙い馬を網羅した亀谷敬正の「血統ビーム激走メモ」を発売!
殿堂入り予想家として公開する重賞やGIの予想に加えてぜひご覧ください!
こちらからご覧いただけます

中京芝2000m重賞向きの血統とは


 金鯱賞が行われる中京芝2000mは重賞レースも平場のレースも「スピード指向」の血統「米国指向」の血統が走りやすいレース。(国別タイプや血統の距離指向はスマート出馬表を参照)

 金鯱賞以外の中京芝2000m重賞、たとえば中日新聞杯も米国型ノーザンダンサー系、米国型ナスルーラ系が相性の良いレース。

 金鯱賞を人気薄で好走した馬も2018年8番人気2着のサトノノブレスは母母父が米国型ナスルーラ系。2017年7番人気2着ロードヴァンドールは母父が米国型ノーザンダンサー系のストームキャット、13番人気3着スズカデヴィアスは母母父が米国型ナスルーラ系。

 この話は2年以上前から中京芝2000m重賞が行われる度に書いてますので、2018年に行われた同コースの重賞、中日新聞杯は3連単26万馬券を◎○▲で的中。この時も、もちろん米国型ノーザンダンサー系、米国型ナスルーラ系が強調された馬を上位に評価しました。

 種牡馬でも注目はスピード指向。なかでもジャスタウェイ、ダイワメジャーは当コースで高い期待値を記録。

 ジャスタウェイは複勝数ランキングは5位。複勝率は43%。複勝回収率は132%。ダイワメジャーも複勝数ランキング7位。複勝率44%。複勝回収率298%。複勝数ランキング10位以内で複勝率40%以上。回収率もプラス収支なのはこの2頭の種牡馬。

 ジャスタウェイとダイワメジャーに共通するのはサンデー系のなかでもマイル以下の実績に優れたスピード型サンデー系(Pサンデー系)であること。またダイワメジャー産駒で前走から距離(前走1800m以下)の馬は複勝率67%。複勝回収率387%。血統だけでなく、近走経験もスピード指向の馬がより成績を上げるのも特筆すべき傾向です。

 今年の出走予定馬ではロードマイウェイが父ジャスタウェイ。2走前、3走前はマイル戦を連勝しているように「スピード指向」の戦歴、経験馬。また、当コース重賞はトニービンを持つ馬にも相性がよく金鯱賞もトニービンを持つ馬が2年連続で5人気以下の人気薄で連対中。当コース重賞向きの血統、戦歴の馬。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の金鯱賞予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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