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【ベストパートナー】サンビスタ編 「とっっっても可愛かった!」記念の勝利をくれたキュートな牝馬

  • 2020年03月17日(火) 18時02分
「Road to No.1」

▲「とっっっても可愛かった!」サンビスタとの思い出を振り返る (C)netkeiba.com


今回のテーマは、ミルコ騎手が過去に騎乗した名馬を語る「ベストパートナー」。ピックアップするのは、2015年のチャンピオンズCの勝ち馬サンビスタです。

ミルコ騎手はテン乗り、馬にとっては引退レース。コパノリッキー、ホッコータルマエ…、強い男馬相手の一戦で12番人気という低評価でしたが、ミルコ騎手も驚く大金星をあげました。とっても可愛かったという素顔と共に、思い出のレースを振り返ります。

(取材・文=森カオル)


記念すべき、牝馬&ダートでの初GI勝利


──今月の『ベストパートナー』は、ミルコ騎手史上、2番目の単勝高配当6,640円をマークした馬です。最高単勝配当は、2001年12月23日(中山2R・2歳新馬)にマイネルストライクでマークした8,580円ですが…。

ミルコ あ、サンビスタじゃない?

──そうです。チャンピオンズCのあの勝利は衝撃でした。

ミルコ あのチャンピオンズCは、僕にとっても忘れられないレースです。なぜなら、初めて勝ったダートの重賞だし、初めて牝馬で勝ったGIだったから。あの馬、弟のクリスチャンも何度か乗ってましたね。確か重賞も勝ったのかな。

──2015年のTCK女王盃を勝ってますね。サンビスタについて、クリスチャンから何か聞いていましたか?

ミルコ 「いい馬だよ」って教えてくれました。ただ、「男馬相手のチャンピオンズCでは、ちょっと足りないかもなぁ」って。でも、クリスチャンが乗ったのは1年近く前だったからね。(チャンピオンズCの頃のサンビスタは)あんまりわかってなかった。

──ミルコ騎手のファーストコンタクトは、確か中間のゲート練習でしたね。どんな印象でしたか?

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Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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