近2年の1〜3着馬5頭に共通するのは、メイショウテッコン(アレッジド、グロースターク)、ガンコ(ヒズマジェスティ2本)、エタリオウ(マジェスティックライト)、チェスナットコート(グロースターク)、サクラアンプルール(グロースターク)と、「リボーとアリバイとマームード」の組み合わせの血を持つこと(勝ち馬は複数持つ)。取り上げた5頭では、ウインイクシードがアレッジドとマジェスティックライトを通じるリボーとアリバイとマームードのクロスで、サンアップルトンもキングマンボ経由でグロースタークの血を引く。(解説:望田潤)
ウインイクシード 母イクスキューズはクイーンC勝ち馬で、母母クリスティキャットはフラワーボウルH(米G1・芝10F)勝ち馬。母父ボストンハーバーはカポウティ産駒の北米2歳チャンピオンで、クロコスミアやベルカントやレジーナフォルテなどの母父でもあり、本馬もフワッと先行する脚質になった。金杯を見てのとおり中山内回り向きの脚質といえるが、母は1800ベストだったし、同父のメイショウテッコンと比較しても2500に延びるのはやや不安も。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
サンアップルトン イブキディリータやイブキサブデューの甥で、さかのぼるとサクラバクシンオーやアンバーシャダイと同じクリアアンバーに辿り着く牝系。母系にトニービンが入るゼンノロブロイ産駒は