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【大阪杯展望】「競馬ができている日本はすごい ラッキーライラックとのGIも頑張ります!」

  • 2020年03月31日(火) 18時02分
「Road to No.1」

▲ファンの皆様にパワーを…大阪杯への意気込みを語ります (C)netkeiba.com


新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、ミルコ騎手の母国イタリアも心配な状況が続いています。イタリアに住んでいる両親や娘さんたちとは、毎日会話をしているというミルコ騎手。今回はこの状況下に思うこと、そして、そんな中でもファンの皆様にパワーを届けるべく、ラッキーライラックとの大阪杯への意気込みを語ります。

(取材・文=森カオル)


イタリアの家族への心配が尽きない毎日…


──世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。イタリアも相変わらず歯止めが利かない状況で…。

ミルコ いやぁ、もうすごいね。家族のことが本当に心配です。僕のお父さんとお母さんもけっこう高齢だから。出身はサルデーニャ島だけど、今はローマに住んでますね。北部よりは少しマシだけど、やっぱりどんどんどんどん厳しくなってきていて…。

 家の外に出ることに対して、警察とかもかなり厳しいみたい。買い物も一人ずつです。二人で出掛けてはいけない。僕のお父さん、車の運転はしますけど、おじいさんだから一人で上手く買い物ができません。だから、お母さんが全部やってるみたい。ホントに大変ね。心配です。

──連絡は頻繁に取り合ってらっしゃるんですね。

ミルコ もちろん。毎日してます。娘たちとも毎日連絡を取ってます。学校に行っている頃はあんまり連絡してこなかったけど、今はずっと家にいるから、毎日のように連絡がきます。

 それ自体はとってもうれしいし、安心するけど…。大人たちももちろん大変だけど、子供たちが一番かわいそうね。子供はやっぱり動きたいから。

──そうですよね。それにしても、イタリアは感染者数、死者数ともに深刻ですね。いったいなぜなのか…。

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Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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