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【大阪杯】主流血統に米国的スピードが強化された馬を狙う

  • 2020年04月03日(金) 19時00分
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母父が「米国」由来のスピード血統を持つ馬に注目!


 芝2000mはJRAの根幹距離。父サンデーサイレンス系。なかでもクラシックに実績がある種牡馬が特に強い。昨年も1-3着は父か母父がディープインパクト。一昨年も勝ち馬がハーツクライ産駒。3着はディープ産駒。

 さらに「母系に米国スピード」を補強された馬が走ります。母父が「米国」由来のスピード血統かミスタープロスペクター系。さらに母系に米国の持続力血統ボールドルーラー系種牡馬を持つ馬に注目(出走馬の「国別系統」はスマート出馬表を参照)。

 昨年9番人気で単勝22.2倍で優勝した勝ち馬アルアインも母父は米国型。ボールドルーラー系のエッセンスオブドバイ。3着ワグネリアンも母父がミスタープロスペクター系のキングカメハメハ。母系にボールドルーラー系の名種牡馬セクレタリアトを持つ馬。

 2年前の勝ち馬スワーヴリチャードも母父が「米国型」のアンブライドルズソング。母母父はボールドルーラー系のジェネラルミーティング。3年前の勝ち馬キタサンブラックも母系にボールドルーラー系種牡馬。母父は快速血統サクラバクシンオー。

 今年の出走予定馬ではワグネリアンは父ディープインパクト。母父がミスプロ系のキングカメハメハ。母系にボールドルーラー系のセクレタリアト。

 ディープ産駒の牡馬はフレッシュさが重要ですが、同馬はキャリア11戦。ダービー馬の多くは、クラシックでピークを迎えてしまうのですが、同馬の場合ダービーは鞍上の好騎乗で勝ち取ったもの。実際、その後もパフォーマンスは上昇中。ダービーは幸運もありましたが、逆に近走は不運…とも考えています(無理に同意は求めません。議論したい方は亀谷競馬サロンのオンラインでお待ちしています)。

 ラッキーライラックの父はオルフェーヴル。当レースの前身GII時代の大阪杯も勝利。ディープインパクトと同じ三冠馬。種牡馬としての評価は、今の多くの日本株同様に不当に低いのではないでしょうか(無理に同意は求めませんが)。ハマった産駒の爆発力はディープインパクト産駒にも勝るとも劣らない。というのが個人的評価。

 母父は「米国型」でフォーティナイナー系のフラワーアリー。オルフェーヴル×フォーティナイナー系の組み合わせには、同じ芝2000mGI皐月賞勝ち馬のエポカドーロ。さらに母系にはシアトルスルー。当レースに相性の良いボールドルーラー系種牡馬。

 ダノンキングリーは父がディープインパクト。母父は米国型のストームキャット。前哨戦の中山記念を快勝。この前哨戦をどう考えるか? も大阪杯では重要なポイントになりそうです(最終予想に興味のある方はウマい馬券などをご参照ください)。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の大阪杯予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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