スマートフォン版へ

【阪神牝馬S】外マイルになりディープ産駒が毎年連対 ブラッシング、ヌレサド、ダンブレで鬼に金棒

  • 2020年04月05日(日) 18時00分
16年から阪神外マイルとなりヴィクトリアマイルの前哨戦の位置づけに。この4年のデータでいうと、ディープ産駒が[3-2-1-10]で毎年連対。馬券に絡んだ5頭はミッキーチャームとミッキークイーンとスマートレイアーとレッドアヴァンセとジュールポレールで、クイーンとスマートは母系にブラッシンググルームを引く点が共通し、スマートとレッドは母系にダンシングブレーヴの血を引く点が共通し、クイーンとジュールは母系にヌレイエフ≒フェアリーキングを引く点が共通する。(解説:望田潤)

サウンドキアラ
 母サウンドバリアーはフィリーズレビュー勝ち馬。牝祖レディズシークレットは北米古牝馬チャンピオンで子孫にマイスタイルなどがいる。ディープにナスキロ血脈を重ねた配合だが、サウンドバリアーはチーフズクラウン≒レディズシークレットのニアリークロス3×2を持ち、ここからダンジグ系のパワーも受け継いで弱点が少ない。GI以外は崩れたことがない堅実マイラーで地味に地力強化中。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

シャドウディーヴァ
 母ダイヤモンドディーバはキャッシュコールマイルS(米G2・芝8F)勝ち。母父ダンジリは仏リーディングサイアーで、ハービンジャーの父でミッキーチャームの母父。血統や体質は中距離馬だが、

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング