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キラ星のごとく!良血馬がズラリ。国枝栄厩舎の早期入厩馬に注目!(辻三蔵)

  • 2020年04月07日(火) 18時00分

産地馬体検査がなくなった影響か、多くの2歳馬が入厩


 JRAは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年度産地馬体検査の北海道地区(4月14〜16日)と東北地区(4月20日)の実施を中止。

 産地馬体検査は、JRA職員が馬産地に出向いてマイクロチップ検査や特徴検査を行う。夏季競馬でのデビューを目指す2歳馬が主に対象。受検すると調教師との預託契約競走馬登録が完了。繋養先から美浦・栗東トレーニングセンターに移動することなく、直接函館・札幌競馬場に入厩できる。

 産地馬体検査がなくなった影響か、美浦トレーニングセンターには例年以上に多くの2歳馬が入厩している(データは2020年4月5日現在)。

 4月5日(日)美浦坂路の2歳馬登坂頭数は51頭。2019年4月7日(日)の2歳馬登坂頭数は32頭。昨年の同時期と比べても20頭近く増えている。

 昨年は4月7日時点で、サリオス(堀宣行厩舎、朝日杯フューチュリティS1着)、ダーリントンホール(木村哲也厩舎、共同通信杯1着)、ワーケア(手塚貴久厩舎、弥生賞ディープインパクト記念2着)が入厩済み。今年も早期入厩組に注目だ。

 関東リーディング1位の国枝栄厩舎には良血馬が続々入厩。今年の目玉!サトノレイナス(牝、父ディープインパクト、母バラダセール)、アカイトリノムスメ(牝、父ディープインパクト、母アパパネ)が4月5日(日)美浦坂路を初登坂。

 サトノレイナスは2018年セレクトセール当歳市場で、1億800万円で落札。全兄サトノフラッグは今年の弥生賞ディープインパクト記念を勝利。昨年7月中旬に入厩した兄よりも仕上がりが進んでおり、早い時期からの活躍が期待できる。

 アカイトリノムスメはGI5勝馬アパパネの4番仔。兄姉はモクレレ(全3勝)、ジナンボー(2019年新潟記念2着)、ラインベック(2019年中京2歳S1着)と牡馬が続いたが、この馬が初めての牝馬。兄よりも入厩時期が早く、アパパネの血脈を後世に残す才女だ。

 リュラネブラ(牡、父ロードカナロア、母リュラ)、ロジモーリス(牝、父モーリス、母メチャコルタ)は3月27日(金)ゲート試験合格。リュラネブラは桜花賞馬ハープスターの近親。ゲート試験後、3月28日(土)ノーザンファーム天栄に調整放牧に出た。

 ロジモーリスは、2018年セレクトセール当歳市場で、4536万円で落札。母メチャコルタ(アルゼンチン生産)は亜1000ギニー大賞典(芝1600m)でG1勝ちした良血馬だ。

 ディアマンテール(牡、父ドゥラメンテ、母ダイヤモンドディーバ)はノーザンファーム空港牧場から4月4日(土)入厩。

 半姉シャドウディーヴァ(父ハーツクライ)は昨年、フローラS2着、秋華賞4着と好走。皐月賞、日本ダービーを制したドゥラメンテに父が替わり、牡馬クラシック路線での飛躍が望まれる。

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