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桜花賞に強いディープインパクト産駒の簡単だけど使える傾向

  • 2020年04月10日(金) 19時00分
その日の注目レースと狙い馬を網羅した亀谷敬正の「血統ビーム激走メモ」を発売!

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馬体重がディープ産駒の絞り込みに有効


 桜花賞は過去10年のうち、半分を占める5年でディープインパクト産駒が優勝。出走頭数は33頭。絞り込みに有効な目安のひとつに「馬体重」があります。

 桜花賞を優勝したディープインパクト産駒はすべて体重が440キロ以上。440キロ以上で桜花賞に出走したディープ産駒は16頭ですから、ちょうど半分に絞れます。

 体重440キロ以上のディープ産駒は単勝回収率195%。勝率31%。複勝回収率151%。複勝率43%。

 一方で体重438キロ以下のディープ産駒は未勝利。複勝率18%。複勝回収率44%。的中率、回収率ともに大幅に下がります

 また、体重438キロ以下で連対したディープ産駒はシンハライト、レッドオーヴァル、ヴィルシーナの3頭。

 ヴィルシーナはその後GIを複数勝った馬。シンハライトは唯一の敗戦が桜花賞。それぐらい能力の抜けた馬でも2着ともいえますし、それぐらい能力が抜けていないと連対するのも難しいとも考えられるのではないでしょうか?

 今年の出走予定馬で、前走体重が440キロ以上だったディープ産駒はサンクテュエール、リアアメリア、ミヤマザクラの3頭。

 サンクテュエールは、藤沢厩舎でノーザンF育成馬。昨年の勝ち馬グランアレグリアもディープ産駒。同じ牧場、調教師。

 リアアメリアの母はアメリカの2歳G1BCジュベナイルフィリーズ優勝馬(2位入線)。仕上がりの速さとスピードに優れた血統。米国血統のスピード馬は休み明けから高いパフォーマンスを発揮しやすい反面、反動が出やすい特徴も。休み明けの出走の方が能力を出せるのではないでしょうか。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の桜花賞予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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