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浦和デビューの北島希望(きたじまのぞみ)騎手

  • 2020年04月27日(月) 18時00分
写真で見る!南関東競馬

▲馬に乗っている時はたくましいですが、馬から降りると、破壊力満点な愛らしさです(撮影:高橋華代子)


 南関東競馬ではこの4月に5人の新人騎手がデビューしましたが、最後にデビューを飾ったのが北島希望(きたじまのぞみ)騎手です。浦和の小久保智厩舎所属。山口県下関市出身の18歳。

 北島騎手は幼稚園の時に読んだ馬の絵本で馬に興味を持ち、小学5年から乗馬クラブでポニー競馬などに参加するようになり、騎手の道へ。

 競馬場実習中から「この子は乗れる」と多くの関係者が言っていて、卒業の際に教養センターの教官からは、「女性騎手という枠を越えての活躍が期待できるセンスの持ち主」というメッセージも添えられていました。

 4月20日の浦和開催からデビューし、初戦はメディアルナとのコンビで5着でした。毎年ほとんどの新人騎手は「緊張しました」という言葉を口にしますが、北島騎手は!?

「楽しかったです!ポニー競馬の時はバクバクに緊張するのですが、今日は不思議と緊張しなかったです。先輩たちもパドックで待機している時にいろんなことを話しかけてくださったのでリラックスできました」と、非常に頼もしいコメント。

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▲デビューから2戦目で初勝利を挙げたアイマックスと(撮影:高橋華代子)


 北島騎手は2戦目で騎乗したアイマックスを勝利に導き、早々に初勝利をあげると、その後にはエイシングラニでも2勝目をあげ、この浦和開催では通算2勝2着2回3着1回という成績を残しました。「レースに乗ることは楽しいですが、毎レース反省することが多すぎて、競馬は難しいなぁとすごく感じています」(北島騎手)。

 昨年のJBCは地元の浦和競馬場で行われ、北島騎手も競馬場実習中でその様子を目の当たりにしました。自厩舎の馬も多く出走し、JBCスプリントをブルドッグボスが制覇。

「JBCはすごく感動したので、今度は外からではなく自分で乗ってあの空気を味わってみたいと思いました。そういう技術と信頼を得られるような騎手になりたいです。小久保厩舎の馬で重賞を勝ちたいです」(北島騎手)。

 とても愛らしいルックスときれいな騎乗フォーム、南関東競馬にとても魅力的な騎手が仲間入りしました!北島希望(きたじまのぞみ)騎手、覚えてくださいっ!

南関東競馬リポーター。宮城県仙台市出身。元NHK山形放送局キャスター。タイキフォーチュンがきっかけで競馬の世界を知り魅了され、競馬を伝える仕事に就きたく上京。MXテレビ大井競馬中継を経て、現在は南関東競馬内で取材活動を行っている。南関東競馬公式ウェブサイト内・南関魂、大井競馬ホームページ、サンケイスポーツ、楽天、ウェブハロン、ターファイトクラブ会報誌、馬事通信など。

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