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【NHKマイルC】昔からデピュティ系の血が好走 ダンジグ持ちも毎年上位に

  • 2020年05月03日(日) 18時00分
 NHKマイルCは昔からデピュティミニスター系の血を引く馬がよく好走するレースで、最近も父クロフネのアエロリットとクラリティスカイが勝ち、母父ゴーストザッパーのギベオンが2着、母父フレンチデピュティのレインボーラインとミュゼスルタンが3着と15年〜19年まで毎年馬券に絡んでいる(昨年は唯一この血を持つグルーヴィットが注目だったが、直線ずっと前がカベで追えないままゴール)。

 ちなみに取り上げた馬では、ジュンライトボルト、ストーンリッジ、ラインベックがデピュティの血を引く。他ではケイアイノーテック、メジャーエンブレム、ギベオン、リエノテソーロ、ロードクエスト、アルビアーノ、カテドラルと、ダンジグの血を引く馬も毎年上位をにぎわせている。(解説:望田潤)

ウイングレイテスト
ベストメンバーの半弟で、トラストケンシンやフリーフリッカーの叔父。スクリーンヒーローとサクラユタカオーとブラッシンググルームを足して割ったような配合どおりのイメージで、兄同様前駆のいいストライドで走る大箱ベターの1800寄りマイラー。NZTは勝ち馬に外に振られながら同じぐらいの脚で伸びていた。中山より東京のほうがいいだろうが、上がりはかかってほしい。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

ギルデッドミラー
母タイタンクイーンは優秀な繁殖で、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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