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こんな時だからこそ何か気晴らしを!!

  • 2020年05月09日(土) 12時00分

なぞなぞやクイズで知る競馬


 誰も経験したことのない、異様なゴールデンウィークが終わりました。それでもまだ緊急事態宣言は出されたまま。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

 先のことを考えると、期待より不安のほうが大きくなってしまいがち。そんなときは何か気晴らしを、ということで、今回は“競馬なぞなぞ”を出題させていただきます。

 あくまで“なぞなぞ”ですから、カタいことは抜きにしてお楽しみください。なお、問題はどれも平成元年=1989年以降の日本ダービー、オークスに関するものです。

 では、第1問。次の暗号は、あるダービー馬を表しています。それを当ててください。

Y6H1Y3H1N1H3H1

 続いて第2問。これもダービーについての問題。最後の○○に入る文字はなんでしょう?

ミン→フド→アト→キハ→デイ→デテ→○○

 3問目はオークスに関して。次の☆に入るオークス馬は?

79→2→6→☆→47→2

 そして第4問。第3問といくらか関連性があります。次の数式で表されるオークス馬は?

(丸点々小音-撥)×0

 とりあえずこの4問を考えてみました。正解は・・・。オッと、今すぐお知らせしちゃったらおもしろくないでしょう?それは来週の当コラムで発表します(笑)。

 なんでこんな“なぞなぞ”を思いついたかと言えば、そう、ハッキリ言ってヒマだから。TBSテレビの「東大王」という番組を見ているうちに、考えてみたくなっちゃったんです。

 ついでにもう1つ。先週日曜日(5月3日)の東京競馬第4レースで、ツルネという馬が勝ち、パイネが2着、ソスピタが3着に入りました。その結果を見て、「ずいぶんサッパリしているな」と思ったんです。「何が?」って、文字がですよ。

 1着馬と2着馬がともに3文字で、3着馬が4文字。3頭合わせても10文字にしかなりません。こんなレース、めったにないでしょう?

 じゃあ、中央競馬の重賞で1〜3着馬3頭の合計文字数がもっとも少なかったのはどのレースで、その数はいくつか?というクイズが頭に思い浮かびました。で、その答えを探して調べてみたわけです。

 昔は3〜5文字の馬が多くいました。日本語由来の馬名が多かったからでしょうね。そこでまず、戦前から昭和30年代くらいに的をしぼってみたのです。ところが、インターネットで重賞の成績(全着順)がわかるのは戦後(1947年以降)のレースだけ。なので、とりあえず設問は“戦後の重賞”に限る、とします。

 正解は、5月3日の東京第4レースと同じで、10文字でした。1953年の京都記念・秋。1着レダ、2着ワカクサ、3着マサトモというレースがありました。意外なことに、3文字の馬3頭、あるいは、2文字+3文字+4文字の馬が1〜3着になった例はなかったようです。私が見落としているレースがあったらご指摘ください!

テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。

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