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NHKマイルCは中距離血統、経験の馬を重視

  • 2020年05月08日(金) 19時00分
その日の注目レースと狙い馬を網羅した亀谷敬正の「血統ビーム激走メモ」を発売!

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近2年のNHKマイルCのレース傾向


 先週の東京芝は「スタミナ指向の差し」が伸びる馬場。

 日曜日の晩春S。勝ち馬のスイープセレリタス、2着のミュージアムヒルはいずれも中長距離種牡馬ハーツクライの産駒。芝1600mの2勝クラスで勝利実績がある馬。

 前日の青葉賞も勝ち馬はオルフェーヴル産駒。母系に欧州の名血サドラーズウェルズ。2着もノヴェリスト×ダンスインザダークと重厚な血統。日曜メインのスイートピーSも勝ったデゼルはフランス産の欧州血統。

 近2年のNHKマイルCも3歳限定のマイル戦の中ではスタミナ指向の差しが決まっています。昨年のNHKマイルCもハーツクライを持つ馬が14人気で2着。7人気3着。いずれも近2走以内に芝1800m以上の重賞を経験していた馬。

 先週の馬場傾向、近2年のNHKマイルCのレース傾向からも「中距離実績のある血統」と「中距離経験」を重視したい流れ。

 サクセッションの父はキングカメハメハ。当レースも中距離GIでも実績を残す種牡馬。同配合の兄はクルーガー。同馬はオーストラリアの2000mG1クイーンエリザベスSで2着。当時のレースの勝ち馬は世界ナンバー1レーティングを獲得したWinx。前走は1800m重賞のスプリングS。先に書いたように中距離重賞経験も有利。

 ストーンリッジの父はディープインパクト。一昨年のNHKマイルCはディープ産駒の1、2着。一昨年の1、2着馬も母父は米国型。ストーンリッジも母父は米国型のフレンチデピュティ。フレンチデピュティは産駒も孫も当レースで多数の実績を残しています。ディープインパクト×ヴァイスリージェント系の配合。そして厩舎は一昨年の2着馬ギベオンと同じ。前走は中距離重賞を経験。

 ラインベックも父がディープインパクト。母は三冠牝馬アパパネ。母母父はヴァイスリージェント系のソルトレイク。先に書いたように当レースに相性が良いフレンチデピュティもヴァイスリージェント系。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のNHKマイルC予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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