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赤本アップデートとJRAブリーズアップセール(須田鷹雄)

  • 2020年05月12日(火) 18時00分

穴っぽい馬については○○○を狙ってみる


 2歳馬の入厩も本格化し、数えてみると在厩中のセレクトセール1億円以上馬も6頭。前回触れたスワーヴエルメ(母アイムユアーズ)も入っているし、エリカポンシャン(牝/父ロードカナロア・母シャンドランジュ)も入っている。

 このうち後者については赤本的に言い訳しておかないといけないことがある。早期登録時の厩舎から国枝厩舎になっていることは気づいていたのだが国枝リストに居なかったので、なにかあったのかと思い、巻末リストに入れませんでした……。気を遣いすぎた……(赤本購買者が無料でダウンロードできるリスト追補版には入れてあります)。元気ならなによりなので、普通に指名対象にしていただければ。

 赤本といえばもう1頭、私がおすすめ10頭に入れた母アドマイヤシーマ(牡/父モーリス)も厩舎が変わって宮田厩舎へ。この馬はノーザンファーム林主任のグループからアドマイヤを1頭入れたいなと思って指名したもの。馬名は変わるかもしれないがこの馬にアドマイヤ冠は付くので、指名意図として後悔はしていない。既に美浦に入っているように順調ではあるし、モーリスを狙うならエピファネイア同様サンデーサイレンス4×3を狙うほうが確実かと思う。

 さて、この時期といえばJRAブリーズアップセールや千葉サラブレッドセールがあり、セール馬自体の取材に加え調教師に他の2歳の話なども聞けるのだが、ご存知の通りの状況でブリーズアップは入札式、千葉セリはサラブレッドオークション利用となってしまった。

 ブリーズアップ最高価格は母ダイワジャンヌ(牝/父キズナ・根本)。オーナーがブログで東京デビューと書かれていたが、この馬含め今回のブリーズアップ組は価格上位4頭がそのままトレセンへ入っている。母ダイワジャンヌはセレクトセールにおけるJRA購買馬だが、セレクト購買のブリーズアップ馬は過去31頭がデビューして16頭が勝ち上がり。勝馬率51.6%とさすがに高い。エイシンオスマンが重賞を勝ったのは懐かしい。

 例年だと入厩予定先もセール当日に把握できるのだが今年はJRAのオフィスも閉まっているしどうしようかと思っていたら、母イトククリ(牝/父パイロ・林)と母サブラタ(牡/父リーチザクラウン・小笠)は早々にオーナーに教えていただいて助かった。個人的にはブリーズアップはダートの短距離っぽいやつに妙味があると思っているので、母イトククリは特に面白そうだ。

 取材もままならぬ状況なのでアップデート情報の厚さはあまりなく恐縮だが、代わりに指名テクニックについて最後に一言。この時期どうしても東京・阪神デビュー馬に注目が集まるが、今年に限ってはワンテンポ遅れた函館〜札幌組にも目配りする価値があるかと思う。理想はトレセンでもうゲートに受かっていて、トレセンか北海道の牧場で待機している組。直入もできるとはいえ産地馬体検査をやっていない以上出走頭数が減るのは確実。状況次第で番組が改編され2歳戦が3勝クラスに振り替えられたりする可能性なども無くはないが、穴っぽい馬について北海道を狙ってみる手はあると思う。

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