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【POG】来年の牝馬クラシック路線を沸かせる2頭

  • 2020年05月24日(日) 16時00分
5月11日から公開中のnetkeiba「POGマル秘リスト」から、注目馬をピックアップした形で5週にわたって5頭ずつ公開。皆さんのPOGライフを充実させる優駿を見つけましょう!

※サトノレイナス、グラティアスは写真掲載がありません。あらかじめご了承ください。


グラヴィル

牝/美浦・国枝栄厩舎/社台レースホース

グラヴィル

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 2013年生まれの全姉ラクレソニエールは仏8戦8勝、1000ギニー、仏オークスを制し仏牝馬二冠を達成。順調に事が運んでいれば、凱旋門賞の最有力候補――トレヴやエネイブルと肩を並べる逸材だった。姉は鹿毛、妹の毛色は黒鹿毛。肌色はかわったが、シルエットなど共通項多し。体重は480キロを超え、骨量も豊か。首も背中も四肢もピンと張り、数字以上に大きく見せる。血統は異なるものの、同じフランス産のソウルスターリングの若いころとイメージがだぶり、桜花賞のみならず、オークスの舞台も楽しみとなりそうだ。1歳暮れ12月には早くも15-15を計測。一度速いところをやり能力の感触を確かめ、デビュー戦を逆算しつつ、美浦トレセンに接近中。

サトノレイナス

牝/美浦・国枝栄厩舎/サトミホースカンパニー

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 現3歳の全兄サトノフラッグは、弥生賞優勝。武豊騎手とコンビを組み、5月31日のダービーに邁進中。全妹は2018年のセレクトセール、1億800万(税抜き)でハンマーが落ちた。牝馬に出たため兄より少し幅は薄いが、470キロ前後とサイズは理想的。薄い皮膚、スラリとした首と背中のシルエットは特筆に値する。瞳はきょろり、適度に勝気?後肢の造りや完成度は、兄に比べると半年以上早い。美浦トレセン入りし、4月19日には初時計をマーク。国枝厩舎は毎年、2歳馬6月期の調教の目安は、南Wコース3F・40秒前後で息を整え、将来に備えるパターンが多いが、古馬を相手に3頭併せを敢行。2歳デビュー前にして、当たり前のように追走併入を繰り返している。

アルマドラード

牡/美浦・藤沢和雄厩舎/キャロットファーム

アルマドラード

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 祖母レディブロンドは、明け5歳夏という異色のデビュー。みるみる間に5連勝を果たし、スプリンターズS4着で現役を引退。風のように駆け抜けた異色のスピード馬だった。母は4勝、二番仔レイデオロはダービーと天皇賞を制圧。3番仔レイエンダはエプソムⅭ優勝(ともに父はキングカメハメハ)。4歳の兄ソルドラード(父ロードカナロア)は2勝、3歳馬アブソルティスモ(父ダイワメジャー)は3勝。牝系の大本ウインドインハーヘアからつながる、ディープインパクト一族として、太い幹を築きつつある。今年の父はキンカメ。2歳春、サイズは500キロ。骨量は豊富、筋肉の束がいくつも内から張り出、押し出しは抜群、走らせても実にパワフル。5月16日には美浦トレセンに入厩をはたした。つなぎは若干短め。芝でも2〜3勝はするだろうが、ただし3歳春。クラシックトライアルを境に、ダート路線に切り替えるという、急展開があるかもしれない。ちなみに半兄ソルドラードは、ダートに転身し、この春1・2着。砂の走りのお手本を示している。

グラティアス

牡/美浦・加藤征弘厩舎/スリーエイチレーシング

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 長男ミッキーブラック(父ブラックタイド)は、現役2勝。二番仔のレシステンシアは(父ダイワメジャー)、阪神JFでレコード勝ちを演じ、桜花賞史上でも屈指の激闘を2着に奮闘。NHKマイルCも、体調さえ本物だったら、楽勝もあったかもしれない。3番仔の父はハーツクライ、セレクトセール1歳セッションで、2憶4840万円で落札。その下の現1歳の全弟もセレクト当歳セールで1憶7280万の高値をつけた。父がハーツクライにかわり、四肢・背中は姉より少し伸びやかになっている。胸幅もあり、首と背中をしっかりと丸め、フットワークも無駄が少ない。4月には美浦トレセンに移動。夏デビューがあるかもしれない。

クロンターフ

牡/美浦・木村哲也厩舎/サンデーレーシング

クロンターフ

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 母は伊1000ギニー、伊オークス勝ち。母の妹シーオブクラスは、英G1でも権威の高い牝馬G1・ヨークシャーオークスで一気差しを決め、凱旋門ではエネイブルを猛追。あと一歩のところに追い詰めた。2015年産の全姉ダノングレースは現4勝(福島牝馬S3着)、2017年産駒のワーケアはホープフルS3着、弥生賞2着。大目標であるダービーに、ルメール騎手を背に乾坤一擲の戦いに挑む。育成過程でいくつか踊り場があったが、15―15までは楽に消化。夏場に一段ギアを上げ、秋デビューには対応可能。成長の模様は、まるで全兄ワーケアを見ているよう。ならば合言葉は一年後、ダービーで会おう。

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