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【オークス】ダービーよりも欧州血統が走りやすい

  • 2020年05月22日(金) 19時00分
その日の注目レースと狙い馬を網羅した亀谷敬正の「血統ビーム激走メモ」を発売!

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欧州的な末脚とスタミナが求められる


 オークスはダービーと同じ東京芝2400m。たしかに、どちらもディープインパクト産駒は強く、昨年もどちらのレースもディープインパクト産駒が1、2着。

 ただし、血統傾向がまったく一緒でもありません。オークスの方がダービーよりも「欧州型」や「ノーザンダンサー系」が優勢です(出走馬の国別タイプ、系統は亀谷HPのスマート出馬表で無料掲載中)。

 ダービーよりもオークスの方が欧州的な末脚やノーザンダンサーの馬力が活きるのは、牝馬限定のBコースで行われることも大きく影響しているのでしょう。

 先に書いたように、オークスもディープインパクト産駒は過去5年で6頭が馬券になっていますが、ミッキークイーン、シンハライト、ビッシュ、ラヴズオンリーユー、カレンブーケドールの5頭は母父が欧州型かノーザンダンサー系(大系統)。

 2018年は上位人気馬同士のカタイ決着でしたが、11番人気で4着に健闘したレッドサクヤは母父が欧州型ノーザンダンサー系のデインヒル。馬券にはなれなかったですが、適性を示しました。

 2017年は1着ソウルスターリングが父フランケル、2着モズカッチャンが父ハービンジャー。欧州型ノーザンダンサー系がワンツーでした。9番人気4着ディアドラもハービンジャー産駒。ハービンジャー産駒は2016年にもジェラシーが10番人気4着と人気薄で健闘しています。

 父欧州型で馬券になった6頭中4頭は母父もサンデー系(大系統)以外だったように、サンデーのスピードがなくとも、欧州的なスタミナが発揮できるレースともいえます。

 デゼルの母アヴニールセルタンはフランスの芝中距離G1勝ち馬。母父ルアーヴルは欧州型。母父レッドゴッド系、母母父ネヴァーベンド系は欧州指向の差しが決まる日本の芝レースへの適性が高い系統。母系にグロリアスソング、マキャベリアンを持つのもディープインパクトの成功パターン。同パターンの牝馬にヴィルシーナ、ヴィブロス姉妹。

 デアリングタクトは父も母父も欧州型。エピファネイア産駒はシーザリオの特徴を受け継いだ馬が多いのも成功した理由。そのシーザリオは超スローペースのオークスでスタート後不利を受けながらも、GI級の末脚を使うディアデラノビアが繰り出した33.7秒を上回る33.3秒の末脚を繰り出して優勝。

 また、シーザリオも距離延長のオークスで圧倒的なパフォーマンスを発揮しましたが、エピファネイアも距離延長で出走したジャパンカップでジェンティルドンナ、ジャスタウェイを4馬身以上突き放す圧勝。東京2400mと距離延長を得意とする馬。産駒も距離延長と広いコースは得意。芝レースで300m以上の距離延長は単勝回収率834%。複勝回収率も122%と標準値を大幅に上回るパフォーマンス。

 リリーピュアハートは父ディープインパクト。母父は欧州型ノーザンダンサー系のガリレオ。ディープインパクト×ノーザンダンサー系の配合はオークスでは特に好相性。昨年も同組み合わせの血統馬が1、2着。同じガリレオの孫に3年前の同レース勝ち馬ソウルスターリング。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のオークス予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。ツイッターアドレスはツイッターアドレスはコチラ。
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