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【鳴尾記念】宝塚のステップレース 阪神内回りでダンジグのパワーに注目

  • 2020年05月31日(日) 18時00分
阪神芝内2000mで行われる別定GIII戦で、宝塚記念のステップという位置付け。急坂内回りコースだけに、ブラックスピネル(母父アグネスデジタル)、ストロングタイタン(ダンジグ4×4)、ステイインシアトル(母父ビロングトゥミー)、ステファノス(母母母父チーフズクラウン)と、ダンジグ系のパワーを受けた馬が毎年のように連対している。ここで取り上げた5頭では、サトノフェイバーの母父デストーテッドヒューマーの母父がダンジグ。(解説:望田潤)


エアウィンザー
エアスピネルの全弟で、エアシェイディの甥で、母エアメサイアは秋華賞馬。兄はノーザンテースト譲りのマイラーっぽい体型だが、こちらは父キングカメハメハの影響も強い中距離馬。この牝系特有のボールドルーラー的な無駄のない脚捌きで、斬れるというより機動力とパワーに富む脚質だ。内回り2000は[4-4-0-1]とベストコースで、阪神内2000も18年のチャレンジC勝ちなど[3-1-0-1](着外はG1大阪杯5着)。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

サトノフェイバー
パーリオミノルの3/4弟で、母母チューズラは

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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